慢性心筋梗塞に対する自家iPS細胞を用いた新たな心筋再生療法の開発

使用自体iPS细胞开发新的心肌再生疗法治疗慢性心肌梗塞

基本信息

批准号：
20K17710
负责人：
市村創
金额：
$ 2.66万
依托单位：
Shinshu University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本年度に、2頭のカニクイザル自家移植実験を実施した。2021年度の試験において、GCaMP導入自家iPS細胞由来心筋細胞を、マトリゲルを用いたProsurvival Cocktailを使用して細胞移植を行ったが、1ヶ月後の心摘出時において、組織学的にグラフト部分に強いリンパ球浸潤を認めた。GCaMPおよびマトリゲルに対する免疫反応と判断し、遺伝子導入を行っていないiPS細胞を用いて心筋細胞を再作成、マトリゲルを用いずに移植する方針に変更した。本年度は、まず上記移植方法で1頭の試験を実施したが、1ヶ月後の心臓の組織学的所見にて、上記よりは軽度であるもののやはりグラフトに一致してリンパ球浸潤を認めた。このことから、自家細胞であってもその細胞性質の違いなどにより免疫反応が惹起された可能性があると考えられた。このことから、次の試験においては免疫抑制剤としてカルシニューリン阻害剤、CTLA-4Igを短期間使用することとした。このプロトコールで1頭の自家移植試験を実施したところ、移植後1ヶ月の時点で明らかな免疫反応なくグラフトの良好な生着を確認した。今後は、本年度に確立したプロコールにより、自家移植の追加試験、他家移植における免疫反応の確認を実施する予定である。

今年，我们在两只食蟹猴身上进行了自体移植实验。在 2021 年的研究中，使用使用 Matrigel 的 Prosurvival Cocktail 移植引入 GCaMP 的自体 iPS 细胞来源的心肌细胞，但一个月后取出心脏时，没有观察到移植物有很强的淋巴细胞浸润。判断这是对 GCaMP 和 Matrigel 的免疫反应，我们改变了策略，使用不进行基因转移的 iPS 细胞再生心肌细胞，并在不使用 Matrigel 的情况下进行移植。今年，我们首先用上述移植方法对一只狗进行了测试，但一个月后心脏组织学检查发现淋巴细胞浸润，与移植物一致，但比上述情况要轻一些。这表明即使是自体细胞也可能由于其细胞特性的差异而引发免疫反应。基于此，我们决定在下一步研究中短期使用钙调神经磷酸酶抑制剂CTLA-4Ig作为免疫抑制剂。当我们使用该方案对一只狗进行自体移植试验时，我们证实移植物具有良好的存活率，移植后一个月没有任何明显的免疫反应。未来，我们计划根据今年制定的方案进行更多的自体移植试验，并确认同种异体移植中的免疫反应。