Nanbara Shigeru (1889-1974) and the Intellectual Field between Prewar and Postwar Japan: A Comparative Study

南原茂（1889-1974）与战前与战后日本的思想领域：比较研究

• 批准号: 20K13414
• 负责人: 川口 雄一
• 金额: $ 1.5万
• 依托单位: Soka University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K13414/
• 关键词: 南原繁; 富山県射水郡; 牧民官; 富山日報; アーネスト・バーカー; バートランド・ラッセル; 新カント派; 桑木厳翼; 新渡戸稲造・内村鑑三門下の社会派官僚; 内務省の牧民官; Bertrand Russell; 労働組合法案; 教育基本法; 務台理作; 後藤新平; 前田多門; 川西実三; 米騒動; 日本の社会科学; 内務省; 戦後教育改革; オールドリベラリスト

当該年度では、研究出張を３回にわたって実施した。いずれも富山県への出張であり、射水郡長時代の南原について調査を進めた。この出張で調査対象としたおもな資料・施設は下記の通りである。現・県立小杉高校（南原が創立に尽力）および同校所蔵の南原関連資料、高岡市立博物館（射水郡庁跡地）、新湊博物館所蔵の南原発信書簡、県立公文書館所蔵の射水郡関係資料、および県立図書館所蔵の郷土新聞（南原在任中の記事）。これらの調査のなかで、とくに郷土新聞『富山日報』には、南原郡長の動向について相当に詳しい記事が掲載されていることが判明した。また、そのために調査には想定外の時間を要することとなっている。この点に関しては、中間報告として、研究会で調査の進捗と結果とについて発表した。なお、これと並行して、以下２点の研究を進めた。（１）前年度までの研究実績をふまえて、英国の政治・社会思想にたいする南原の研究（内務省退官後に進めたと思われるもの）について、調査・研究を進めた。（２）英国の思想への関心からドイツ新カント派への関心の転換の契機を探るため、1910年代～20年代の日本のカント主義思想について調査・研究を進めた。これらのうち（１）は学会で試論の発表を行った。（２）は研究会で中間的な成果を報告した。

年内共组织考察3次。两次访问均前往富山县，调查了南原担任射水县长期间的情况。此次考察的主要物资和设施如下。现在的小杉县立高中（波原为其创办做出了重要贡献）和学校拥有的与南原相关的资料、高冈市博物馆（位于射水区政府旧址）、新凑博物馆收藏的南原的信件、资料与射水地区有关的县立档案馆所藏、县立图书馆所藏的地方报纸（南原任内的文章）。在调查中发现，特别是当地报纸《富山日报》对南原区长的动向有相当详细的报道。此外，调查花费了意想不到的时间。关于这一点，我们以临时报告的形式向研究组介绍了调查的进展和结果。此外，与此同时，还进行了以下两点的研究。 （1）根据上一年度的研究成果，我们对难原（Nambara）对英国政治和社会思想的研究（他似乎是从内政部退休后从事的研究）进行了调查和研究。 （2）为了找到从英国思想转向德国新康德主义的触发点，我们对1910年代和20年代的日本康德思想进行了研究和考察。其中，（1）是在学术会议上的试用演示。 （二）在研究会上报告中期结果。

项目成果

南原繁の射水郡政（中間報告）

南原茂的射水县行政（中期报告）

• 发表时间: 2023
• 作者: 川口雄一

代日本における労働組合法案とその評価：内務官僚・南原繁の思想史的研究のために

近代日本的工会立法及其评价——民政官南原茂思想的历史考察

• 发表时间: 2022
• 作者: 川口雄一

南原繁における学問と政治（仮題）

难原茂的学术与政治（暂定名）

• 发表时间: 2022
• 作者: 南原繁研究会

海外調査報告：ハイデルベルク、テュービンゲン、フライブルク、ベルリンを中心に

海外调研报告：聚焦海德堡、蒂宾根、弗莱堡、柏林

• 发表时间: 2023
• 作者: 伊藤貴雄・川口雄一

桑木厳翼における「文化主義」の政治思想：「大正デモクラシー」の思想史的コンテクストをめぐって

桑木元由的“文化主义”政治思想——兼论“大正民主”思想的历史脉络

• 发表时间: 2022
• 作者: 川口雄一