韓国の恨言説の誕生と変容

韩国恩怨话语的诞生与变迁

基本信息

  • 批准号:
    20K20050
  • 负责人:
  • 金额:
    $ 2.66万
  • 依托单位:
  • 依托单位国家:
    日本
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
  • 财政年份:
    2020
  • 资助国家:
    日本
  • 起止时间:
    2020-04-01 至 2024-03-31
  • 项目状态:
    已结题

项目摘要

「恨(ハン)」は、韓国の伝統文化理解の上で重要な概念であり、80年代には「『恨』は韓国文化を象徴するもの」「民族固有の心性」という意識が韓国人の間で 広く定着したものであり、本研究は「『恨』は創られた言説」という構築主義的立場 を継承し、「恨言説がいかなる過程を経て形成されたのか」という問いの元に、今年度は1本の論文と1本の学会発表を行った。今年度の研究成果は韓国における恨言説の形成に重要な役割を果たした戦後の文学者李御寧の恨言説を論文としてまとめた。恨が民族的なアイデンティティーとして理解されるようにあったのは、文学者李御寧のエッセイの影響力が大きい。李御寧は70年代に「恨とうらみ」「解しの文化」という2つのエッセイを執筆したが、2つのエッセイの恨のイメージは大きく異なっていた。「恨とうらみ」は日本語で書かれたエッセイで、恨は「解けない情恨」であり高尚なものである。そしてこのイメージは日本社会に定着した。「解しの文化」では韓国で最初に発表されたが、恨は解決すべきであり、韓国社会はそれを解いてきた文化であると述べている。もう一つは韓国朝鮮文化研究会のシンポジウム「巫俗(シャーマニズム)・迷信再考」において「巫俗的キリスト教再考」という発表をおこなった。発表は恨とも関連が指摘されている民俗宗教「巫俗」の要素を取り込んだ韓国キリスト教の言説史を整理しながら、新しく修正した「儒教と巫俗の二重構造論」を図式的なモデルとして修正しながら用い近現代の韓国キリスト教団体の新しい理解を試みようとした。本発表には恨思想を教義の中に深く取り入れているキリスト教系新宗教の統一教も考察対象となっている。今年度は今までの恨に関する研究業績を書籍としてまとめる作業も行った。成果物の出版は23年5月を予定している。
“怨恨”是理解韩国传统文化的重要概念,在20世纪80年代,韩国人开始意识到“怨恨”是韩国文化的象征,并且“怨恨是一种独特的民族心态”。继承了“怨恨”是一种被创造的话语的建构主义立场,并基于“怨恨话语形成的过程是什么?”这一问题,今年我们发表了一篇论文和一篇会议报告。对韩国怨恨话语的形成发挥了重要作用的战后文学学者李裕英将今年的研究成果总结为怨恨话语论文。文学学者李允英的文章对于为什么怨恨被理解为一种民族认同产生了很大的影响。李宇宁在20世纪70年代写过两篇文章,《怨恨与嫉妒》和《阐释的文化》,但两篇文章中的怨恨形象却截然不同。 《怨恨与怨恨》是一篇用日语写的散文,怨恨就是“未解之爱”,是一种崇高的东西。这种形象已经在日本社会根深蒂固。韩国首次出版的《理解的文化》指出,恩怨应该化解,韩国社会是解决这个问题的文化。另一件是在韩国文化研究会举办的一次研讨会上,题为“重新思考萨满教与迷信”的演讲。演讲总结了韩国基督教话语的历史,其中融入了与怨恨相关的民间宗教“萨满教”的元素,并图解地解释了新修订的“儒教和萨满教的二元结构理论”。作为一个经过修改的模型,我试图对现代韩国基督教团体产生新的理解。本演讲还探讨了统一教会,这是一种将怨恨思想深深融入其教义的新基督教。今年,我还致力于将恩怨的研究成果整理成书。结果定于 2023 年 5 月发布。

项目成果

期刊论文数量(8)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
「恨の誕生:ナショナルアイデンティティ・植民地主義」
《怨恨的诞生:民族认同与殖民主义》
  • DOI:
  • 发表时间:
    2022
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    石津谷駿汰;佐久間拓人;加藤昇平;竹村和朗;鈴木啓之;渡部 聡子;Kawamura Ai;縄倉 晶雄;鈴木啓之;古田富建
  • 通讯作者:
    古田富建
「李御寧の恨言説を辿る:『土の中に、あの風の中に』(六三)に追加された二本のエッセイを中心に
“追寻李宇宁的恩怨话语:聚焦《在泥土里,在那风里》中添加的两篇文章”(六山)
  • DOI:
  • 发表时间:
    2023
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    鬼頭遼次 佐久間拓人;加藤昇平;古田富建
  • 通讯作者:
    古田富建
咸錫憲の『意志から見た韓国の歴史』 ―「苦難」の意味を中心に―
咸锡宪《意志视角下的韩国历史》——聚焦“磨难”的意义——
  • DOI:
  • 发表时间:
    2021
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    原田 誠一;佐久間 拓人;加藤 昇平;金承華;竹村 和朗;古田富建
  • 通讯作者:
    古田富建
「日本の韓国文化論における恨:嫌韓保守の恨言説」
《日本韩国文化理论中的怨恨:反韩保守派的怨恨话语》
  • DOI:
  • 发表时间:
    2020
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    渡邉南美;伊原滉也;佐久間拓人;加藤昇平;井手上和代;渡部 聡子;古田富建
  • 通讯作者:
    古田富建
「恨と映画:60年代韓国ホラー映画」
《恩怨与电影:60 年代韩国恐怖电影》
  • DOI:
  • 发表时间:
    2020
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    牛田 裕斗;石津谷 駿汰;Hafiyanda Razan;加藤 昇平;佐久間 拓人;古田富建
  • 通讯作者:
    古田富建
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古田 富建其他文献

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相似海外基金

Interdisciplinary research based on oral histories of Japanese intellectuals in South Korea
基于在韩日本知识分子口述历史的跨学科研究
  • 批准号:
    19K12508
  • 财政年份:
    2019
  • 资助金额:
    $ 2.66万
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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