腸内細菌に対する宿主免疫応答から紐解く膵臓癌発症機序の解明と早期診断法の開発

基于宿主对肠道细菌的免疫反应阐明胰腺癌的发病机制并开发早期诊断方法

基本信息

批准号：
20K16348
负责人：
木村基
金额：
$ 2.75万
依托单位：
National Center for Global Health and Medicine
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

膵臓癌患者と健常人の腸内細菌種の相違ついて比較・解析を行い膵臓癌患者における特徴的な菌種について明らかにした。当該結果に基づき、膵臓癌患者特有の菌種を患者便検体あるいは唾液検体より菌の分離に成功している。現在、本菌株のゲノム配列等を決定すべく、次世代シークエンス等を用いた解析を実施中である。また、本研究では、膵臓癌に関連した腸内あるいは唾液由来の細菌を移植したヒトフローラマウスモデルの実験から、膵癌関連細菌の膵臓癌発症あるいは発達の進行への影響を明らかにすることを目的としている。Balb/c無菌マウスに直接ヒトの膵臓癌に特徴的な細菌を定着させたモデル動物を作成し、膵臓組織の組織学的変化及び膵臓癌に関連するマーカの分析を進めている。さらに、膵臓における変異型Krasの標的発現により自然膵臓新生物を発症するKCマウスを無菌化する検討も並行して進めた。当該無菌KCマウスを、上記に記述したBalb/c無菌マウスの系と同様に膵癌関連菌種を定着させ、ノトバイオートKCマウスの作成に成功した。当該モデル動物を利用した検討を開始している。これらの動物モデルの試験により、膵癌連菌種の膵臓癌への発達及び進行に与える影響について、免疫学的な観点から解析を進める。これまでに、特定の菌種による膵癌への影響を検討した報告は極めて少ないため、これらの情報が得られることで、膵癌と膵癌に関連する菌種つとの相互作用が明らかになることが予想される。

我们比较并分析了胰腺癌患者和健康个体之间肠道细菌物种的差异，以阐明胰腺癌患者的独特细菌物种。根据结果，已成功地从患者的粪便或唾液标本中成功地分离了针对胰腺癌患者的细菌。当前，正在进行使用下一代测序的分析，以确定该菌株的基因组序列。此外，这项研究旨在阐明与人类植物小鼠模型中实验的胰腺癌相关细菌对胰腺癌的发展或发育，其中植入了与肠道或唾液有关的细菌。已经创建了模型动物，具有直接在BALB/C无菌小鼠中直接定植的人类胰腺癌的细菌特征，并且正在对胰腺组织的组织学变化和与胰腺癌相关的标记进行分析。此外，我们还对KC小鼠的无菌化进行了平行研究，该研究通过胰腺突变型KRAS的靶向表达形成自然胰腺肿瘤。无菌KC小鼠能够在与上述BALB/C无菌小鼠系统类似的胰腺癌相关的细菌定殖，并成功创建了Notobio KC小鼠。我们已经开始使用有关模型动物进行研究。这些动物模型将从免疫学的角度研究，涉及链球菌胰腺癌对胰腺癌发育和进展的影响。迄今为止，很少有报道研究特定细菌对胰腺癌的影响，因此可以揭示出胰腺癌与与胰腺癌相关的细菌物种之间的相互作用。

项目成果

期刊论文数量（3）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

腸内微生物叢と膵臓癌との関連

肠道菌群与胰腺癌的关系

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
Kato Yu;Kunimasa Kazuhiro;Takahashi Mizuki;Harada Ayaka;Nagasawa Ikuko;Osawa Masanori;Sugimoto Yoshikazu;Tomida Akihiro;Go J. Yoshida;村上翔子;Kensaku Kohrogi et al.;木村基
通讯作者：
木村基

膵臓がんや予後と関連する口腔内細菌・腸内細菌種を発見

发现与胰腺癌和预后相关的口腔和肠道细菌种类