抗炎症効果を有する新規リゾチーム由来ペプチドの探索および作用機構の解明
寻找具有抗炎作用的新型溶菌酶衍生肽并阐明其作用机制
基本信息
- 批准号:20K15490
- 负责人:
- 金额:$ 2.66万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
- 财政年份:2020
- 资助国家:日本
- 起止时间:2020-04-01 至 2024-03-31
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
本研究では、トリプシン処理によって得られたリゾチームの分解断片中に含まれる活性ペプチドおよびその配列を特定し、その作用メカニズムの解明を目的としている。本年度は、前年度に引き続き活性が認められた画分に含まれた複数のオリゴペプチドが炎症状態のマクロファージ様細胞株RAW264.7に与える影響を検討した。これまでの検討において、活性が認められた画分に含まれた3種類のオリゴペプチドは、炎症性サイトカインであるインターロイキン(IL)-6の産生を抑制することが明らかとなった。また、3種類のオリゴペプチドのうち、最も疎水性アミノ酸の種類および残基数が多いペプチドが抑制効果を示すことが示唆された。先行研究において、卵白由来リゾチームはマクロファージにより細胞内部に取り込まれることが明らかになっている。このことから、リゾチーム同様、細胞表面上の受容体の結合して作用するのではなく、細胞の脂質二重膜を通過して細胞内で作用するのではないかと考えられた。今後は、活性ペプチドの特定および作用機序の解明において、疎水性アミノ酸の配列に着目して更なる解明を進める予定である。また、リゾチームはグラム陰性菌の外膜構成成分であるリポ多糖(LPS)と結合と結合して複合体を形成し、LPSの生物活性を消失させることで炎症応答を抑制することが明らかとなっている。そのため、現在抑制効果を示しているオリゴペプチドにおいても、LPSとの結合作用についても検討を進める。
本研究的目的是鉴定经胰蛋白酶处理获得的溶菌酶降解片段中所含的活性肽及其序列,并阐明其作用机制。今年,继去年之后,我们研究了在炎症性巨噬细胞样细胞系 RAW264.7 中观察到活性的级分中所含的多种寡肽的影响。先前的研究表明,观察到活性的级分中所含的三种寡肽可抑制炎症细胞因子白细胞介素 (IL)-6 的产生。此外,表明在三种类型的寡肽中,具有最多疏水性氨基酸和最多残基数的肽表现出抑制作用。先前的研究表明,源自蛋清的溶菌酶被巨噬细胞摄入细胞中。这使我们相信,与溶菌酶一样,它不是通过与细胞表面的受体结合来发挥作用,而是穿过细胞的脂质双层膜并在细胞内发挥作用。未来,我们计划通过关注疏水性氨基酸序列,进一步阐明活性肽的鉴定并阐明其作用机制。此外,溶菌酶与革兰氏阴性菌外膜成分脂多糖(LPS)结合形成复合物,通过消除脂多糖的生物活性来抑制炎症反应。因此,我们还将继续研究寡肽与目前显示出抑制作用的LPS的结合效果。
项目成果
期刊论文数量(1)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
抗炎症効果を有する新規リゾチーム由来ペプチドの探索および機能解明
具有抗炎作用的新型溶菌酶衍生肽的搜索和功能阐明
- DOI:
- 发表时间:2020
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:升田 紫;矢作 直也;武内 謙憲;和田 亘弘;呼延 宜人;Zahra Mehrazad Saber;沢田 義一;村山 友樹;會田 雄一;西 真貴子[辰巳];泉田 欣彦;位高 啓史;片岡 一則;島野 仁;門脇 孝;山内 敏正;田頭歩佳
- 通讯作者:田頭歩佳
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