Family Business and Corporate Law

家族企业和公司法

• 批准号: 20K13367
• 负责人: 仲 卓真
• 金额: $ 2.5万
• 依托单位: Osaka Metropolitan University (2022)Osaka City University (2020-2021)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K13367/
• 关键词: 会社法; 同族会社; ファミリービジネス; 閉鎖会社; 株式の相続; 株式の共有; 株式の準共有; 令和3年民法改正; コーポレート・ガバナンス

本研究の課題は、同族会社の実態や行動原理を踏まえたときに、会社法が同族会社をどのように規律するべきなのか、である。具体的には、(i)まず経済学や経営学の研究を参照して、同族会社の実態やその経営者の行動原理を把握する。その結果を踏まえて、(ii)従来の閉鎖会社に関する研究の再検討、(iii)同族会社の株主構成に関わる会社法上の制度の検討、(iv)同族会社のガバナンスについての検討を行う。令和2年度は、本研究の第一段階として、経済学や経営学の研究を参照して、同族会社の実態やその経営者の行動原理を把握することを試みた。令和3年度は、その成果を踏まえて、研究代表者が現在までに取り組んできた研究である同族会社における株式の相続に関わる諸問題のうち、特に相続によって生じる株式の準共有関係の規律のあり方に関する研究の成果を取りまとめた。もっとも、令和3年民法改正によって共有に関する民法の規定が改正され、その改正内容は、株式の準共有関係の規律のあり方に影響を及ぼし得ることとなった。そこで、令和4年度は、令和3年民法改正が株式の準共有にどのような影響を与えるのかについて検討を行った。具体的には、会社法106条にいう権利行使者と改正後民法252条の2にいう共有物の管理者の関係、権利行使者の指定解除が権利行使者に改正後民法252条3項にいう「特別の影響」を及ぼすべき場合の対応、権利行使者が準共有者の指図に反して権利を行使した場合の対応と改正後民法252条の2第4項との関係、自己の持分を超える使用の対価を償還する義務（改正後民法249条2項）が従来の考え方や実務に与える影響等について検討を行った。特に、最後に挙げた改正後民法249条2項の新設は従来の考え方や実務に対して一定の影響を与える可能性があり、そのことを踏まえて実務上どのような対応が可能であるかについて検討してその対応策を示した。

本研究的问题是，《公司法》应当如何规范家族企业，结合家族企业的实际情况和行为原则。具体来说，一是参考经济学和管理学的研究，了解家族企业的实际情况和管理者的行为原则。根据研究结果，我们将（ii）重新考虑对封闭公司的传统研究，（iii）研究公司法下与家族公司股东结构有关的制度，以及（iv）研究家族公司的治理。 2020财年，作为本研究的第一阶段，我们试图通过参考经济学和管理学方面的研究来了解家族企业的实际情况及其管理者的行为原则。 2021财年，我们将根据该结果，重点关注与遗产继承相关的各种问题中的主要研究者迄今为止一直在进行的研究，即因继承而产生的股份的准共同所有权的学科。我们总结了关于事情应该如何发展的研究结果。然而，令和民法第一次修正案对民法中有关共有的规定进行了修改，修正案的内容可能会对准共有关系的规制产生影响。因此，在2020财年，我们研究了2021年民法典修订将如何影响股份的准共同所有权。具体而言，公司法第一百零六条规定的权利行使人与修改后的民法典第252条之二规定的共有财产管理人之间的关系，以及权利行使人与共有财产管理人之间的关系：修改后的民法典第252条之2规定的权利行使人与权利行使人之间的关系，以及修改后的民法典第252条之3规定的权利行使人具有“特殊影响”的情况下应如何处理。描述于违反共有人的指示而行使权利时的处理，及其与修正民法典第252条之2第4项的关系，以及超过自己份额的使用补偿义务（第249条第2项）修订后的民法典）我们研究了这对传统思维和实践的影响。特别是最后提到的修改后的民法典第249条第二款的新设，可能会对传统思维和实践产生一定的影响，对此，我们可以采取什么样的实际应对措施？提出了对策。

项目成果

〔判例解説〕株式買取請求をした株主と会社法318条4項にいう「債権者」［最判令和3年7月5日民集75巻7号3392頁］

【案例解释】请求购买股票的股东和公司法第318条第4项定义的“债权人”[最高法院，2021年7月5日，民书第75卷，第3392页]

• 发表时间: 2022
• 期刊: 令和3年度重要判例解説（ジュリスト臨時増刊）
• 作者: 深谷 格;森山 浩江;金子 敬明;古谷貴之;Hisayo M.Maitani;仲 卓真;松原妙華;Hisayo M.Maitani;古谷貴之;仲 卓真;米谷壽代;古谷貴之;仲 卓真;クリストフ・ブッシュ／古谷貴之（翻訳）;仲 卓真
• 通讯作者: 仲 卓真

〔判例研究〕一時払い外貨建て年金契約の勧誘と適合性原則［東京地判令和2年11月6日］

[案例法研究]一次性外币养老金合同的征集和适当性原则[东京地方法院，2020年11月6日]

• 发表时间: 2022
• 期刊: 保険事例研究会レポート
• 作者: 深谷 格;森山 浩江;金子 敬明;古谷貴之;Hisayo M.Maitani;仲 卓真;松原妙華;Hisayo M.Maitani;古谷貴之;仲 卓真
• 通讯作者: 仲 卓真

〔商事判例研究〕取締役の報酬等についての全株主の同意［東京高判平成30年6月28日金融・商事判例1549号30頁］

【商事判例法研究】关于董事报酬等的全体股东的同意【东京高等法院，2018年6月28日，金融商事案件第1549号，第30页】

• 发表时间: 2021
• 作者: 和田 仁孝;西田 英一;仁木 恒夫;南野佳代;吉田直紀;山田恵子;西川佳代;大坂恵里;酒井博行;平山真理;仲 卓真
• 通讯作者: 仲 卓真

準共有株式についての権利の行使に関する規律

准股份权利行使规定

• 发表时间: 2022
• 期刊: 私法
• 作者: 小島庸輔;岡田 陽介;萩原基裕;古谷貴之;金ミンジュ;仲 卓真;小島庸輔;古谷貴之;砂田太士ほか;金ミンジュ;奥乃 真弓;岡田 陽介;金ミンジュ;仲 卓真
• 通讯作者: 仲 卓真

〔商事法判例研究(679)〕取締役の報酬等についての全株主の同意［東京高判平成30年6月28日］

[商法案件研究（679）]全体股东关于董事报酬等的同意[东京高等法院 2018 年 6 月 28 日]

• 发表时间: 2023
• 期刊: 旬刊商事法務
• 作者: 櫻庭 信之;行川 雄一郎;北條 孝佳;岡田 陽介;奥乃 真弓;金ミンジュ;萩原基裕;善塔章夫;岡田 陽介;仲 卓真
• 通讯作者: 仲 卓真