ヒトの骨と歯に対する高確度年代測定法の開発研究

人体骨骼、牙齿高精度测年方法研究与开发

基本信息

批准号：
20K13244
负责人：
武山美麗
金额：
$ 2.75万
依托单位：
Yamagata University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

出生及び死亡年代が判明している現代のヒトの骨と歯の試料に対して、加速器質量分析（AMS）と元素分析型同位体比質量分析（EA-IRMS）を行い、得られた放射性炭素年代と食性モデルの依存性を調べることで、より確度の高い年代測定法の研究を行うことを目的として研究を開始した。ヒトの骨や歯を用いて年代測定や食性分析を行う場合、骨については化学的風化作用に強い骨コラーゲンが、歯については歯牙コラーゲン、象牙質、エナメル質が試料として主に用いられる。年代測定では、その試料中の炭素同位体が、食性分析では炭素同位体比と窒素同位体比が測定される。今年度までに骨試料はコラーゲン抽出を行い、歯試料はエナメル質を単離したものと、歯冠部全体についてそれぞれ元素分析装置（EA）で燃焼し、90%のCO2ガスを専用ガラスラインで自動回収し、鉄を触媒とした水素還元反応によってグラファイトを精製した。残りの10%のガスを質量分析計（IRMS）に送り、炭素・窒素安定同位体比の測定を行った。グラファイトは測定用のカソードに詰め、山形大学の高感度加速器質量分析装置を用いて放射性炭素年代測定を行った。

我们对已知出生和死亡日期的现代人体骨骼和牙齿样本进行了加速器质谱（AMS）和元素分析同位素比质谱（EA-IRMS），我们开始了我们的研究，目的是研究更准确的数据。通过检查年龄和喂养模式的依赖性来确定年代的方法。在利用人体骨骼和牙齿进行年代测定和饮食分析时，骨骼主要使用耐化学风化的骨胶原，牙齿则使用牙科胶原、牙本质和牙釉质作为样本。测年测量样品中的碳同位素，进料分析测量碳和氮同位素比率。到本财年，骨骼样本将进行胶原蛋白提取，牙齿样本将使用元素分析仪 (EA) 与分离的牙釉质和整个牙冠一起燃烧，90% 的二氧化碳气体将使用专用的玻璃生产线提取。使用铁作为催化剂，通过氢还原反应自动收集和纯化。剩余的 10% 气体被送往质谱仪 (IRMS) 测量碳/氮稳定同位素比。将石墨填充到测量阴极中，并使用山形大学的高灵敏度加速器质谱仪进行放射性碳测年。

项目成果

期刊论文数量（5）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

Present status of the YU-AMS system and its operation over the past 10 years

YU-AMS系统现状及近10年运行情况

DOI：
10.1016/j.nimb.2023.01.021
发表时间：
2023
期刊：
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research Section B: Beam Interactions with Materials and Atoms
影响因子：
0
作者：
Takeyama Mirei;Moriya Toru;Saitoh Hisako;Miyahara Hiroko;Miyake Fusa;Ohyama Motonari;Sato Rimi;Shitara Rie;Sakurai Hirohisa;Tokanai Fuyuki
通讯作者：
Tokanai Fuyuki

山形大学に導入した高感度加速器質量分析報告 VI

山形大学引进高灵敏度加速器质谱分析报告VI

DOI：
发表时间：
2023
期刊：
影响因子：
0
作者：
Takeyama Mirei;Moriya Toru;Saitoh Hisako;Miyahara Hiroko;Miyake Fusa;Ohyama Motonari;Sato Rimi;Shitara Rie;Sakurai Hirohisa;Tokanai Fuyuki;岡寺　良;武山美麗，森谷透，櫻井敬久，宮原ひろ子，大山幹成，斉藤久子，門叶冬樹
通讯作者：
武山美麗，森谷透，櫻井敬久，宮原ひろ子，大山幹成，斉藤久子，門叶冬樹

山形大学に導入した高感度加速器質量分析報告 IV

山形大学第四大学介绍高灵敏度加速器质谱分析报告