植民地/占領地銀行の政治外交史研究――マルチアーカイブによる帝国拡大過程の再検討
殖民地/占领区银行的政治和外交史研究:通过多档案重新审视帝国扩张的过程
基本信息
- 批准号:20K13166
- 负责人:
- 金额:$ 2.58万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
- 财政年份:2020
- 资助国家:日本
- 起止时间:2020-04-01 至 2024-03-31
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
研究期間の第3年度目となる本年度の最も大きな成果は、収集してきた国内外の一次史料の分析に基づき、「満洲国」の建国から日中戦争の長期化にいたるまでの東アジアの金融と外交の関係を検討した約9万字の論文を執筆したこと、またこれに基づく学会報告を行ったことである。この論文「対外膨張過程における帝国金融秩序の再設計――銀行家・軍・イギリス」では、①満洲国の存在を与件としつつも朝鮮銀行と対立する、高橋是清や星野直樹ら大蔵省・正金・満洲中央銀行グループの満洲国国際化構想、そして②関東軍と一定の緊張感に立った磯谷廉介(上海)や天津軍といった陸軍出先の華北国際化構想を、それぞれに呼応する可能性をもった英大蔵省―イングランド銀行―香港上海銀行、英連邦のラウンド・テーブルグループ、英仏の外務省、中国の孔祥熙や陳光甫の動向と重ね合わせることで、日英両帝国の中国をめぐる再均衡が失われていく過程に新たな光をあてた。とくに従来大きな論争のある、日英関係の協調可能性の有無の議論を架橋する視点を提示したことに、研究史上の貢献を見出しうる。本校は形式上は未定稿だが、すでに日本国際政治学会のウェブサイトで大会前後広く回覧されており、当日も討論者およびフロアからきわめて有意義な批判と建設的提言をいただくことができた。分量が膨大にわたるため、今後、既執筆部分の大幅なブラッシュアップと、課題として残された部分の調査・加筆を通じて単著にまとめたいと考えている。次に前年度に引き続き、学知・学説史という観点から本研究の発展に資する成果を発表した。具体的には、福沢諭吉、丸山眞男、遠山茂樹、信夫清三郎、江口朴郎といった人々の外交や国際政治経済へのアプローチについて、いくつかの報告や論文入稿を行った。
今年,即研究期的第三年,他最重要的成果是在对收集到的国内外第一手史料进行分析的基础上,撰写了一篇约九万字的论文,探讨了金融与外交的关系。在此基础上提出了会议报告。这篇论文《对外扩张过程中帝国金融秩序的重新设计:银行家、军队和英国》重点讨论了(1)财政部,包括高桥是清和星野直树,他们与日本政府发生了冲突。以伪满洲国的存在为前提的韩国银行;·硬币和伪满洲国中央银行集团的满洲国国际化计划,以及(2)矶谷莲介(上海)和与关东处于一定紧张关系的天津陆军军队。英国财政部、英格兰银行、香港上海汇丰银行、英联邦圆桌集团、英法外交部以及中国的孔祥熙和陈光复都有可能响应中国北方国际化倡议。通过将这一点与当前趋势相结合,它为日本和大英帝国在中国问题上失去再平衡的过程提供了新的线索。特别是,他对研究史的贡献在于,他提出了一个弥合争议的日英关系是否有合作可能性的观点。虽然我们的草案还没有正式定稿,但会议前后已经在日本国际政治学会的网站上广泛流传,当天我们就收到了来自与会人员和会场的非常有意义的批评和建设性建议。由于体量巨大,我想对已经写完和研究过的部分进行大幅度的改进,并补充有待解决的部分,以便将它们汇编成一本书。接下来,我们继去年的基础上,从学术知识和理论史的角度介绍了有助于本研究发展的成果。具体来说,我提交了多篇关于福泽谕吉、丸山正夫、富山茂树、信夫征三郎、江口北郎等人的外交和国际政治、经济方针的报告和论文。
项目成果
期刊论文数量(34)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
日本の政党政治はどのように発展してきたのか?-二つの憲法の下で
日本的政党政治是如何发展的?
- DOI:
- 发表时间:2022
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:岩城 卓二;上島 享;河西 秀哉;塩出 浩之;谷川 穣;告井 幸男;磐下徹・宮川麻紀・重田香澄・久米舞子・堀井佳代子;程永超;加藤諭;奥田 環;前田亮介
- 通讯作者:前田亮介
「モノ」からみた政治史、脱魔術化される「天皇制」 ――書評 池田さなえ著『皇室財産の政治史』
“物”视角的政治史,“天皇制”的去魔化——池田早苗《皇产政治史》书评
- DOI:
- 发表时间:2021
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:Sevigny;P.;Berger;M.;and Manabe;S.;Carla TRONU;堅田 智子;前田 亮介
- 通讯作者:前田 亮介
社会党道連における政党建設 1945-1952(1)――「日本社会党北海道支部連合会期間報告」によせて
1945-1952年北海道社会党联合会的政党建设(1)——基于《日本社会党北海道支部联合会任期报告》
- DOI:
- 发表时间:2022
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:SUGANDHI;Aishwarya;前田亮介
- 通讯作者:前田亮介
合衆国の「危機」と「革命」――1960年代の坂本義和
美国的“危机”与“革命”:20世纪60年代的坂本芳一
- DOI:
- 发表时间:2022
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:Sevigny;P.;and S. Manabe;ソアレス モッタ フェリッペ アウグスト;菅原 慶郎;前田 亮介
- 通讯作者:前田 亮介
政治史家たちは「憲政」をめざす――大久保利謙の歴史叙述と大久保以後の歴史叙述
政治史家以“宪政”为目标——大久保俊贤的历史叙事和大久保之后的历史叙事
- DOI:
- 发表时间:2021
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:原口 大輔;程永超;内田力;前田 亮介
- 通讯作者:前田 亮介
{{
item.title }}
{{ item.translation_title }}
- DOI:
{{ item.doi }} - 发表时间:
{{ item.publish_year }} - 期刊:
- 影响因子:{{ item.factor }}
- 作者:
{{ item.authors }} - 通讯作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ journalArticles.updateTime }}
{{ item.title }}
- 作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ monograph.updateTime }}
{{ item.title }}
- 作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ sciAawards.updateTime }}
{{ item.title }}
- 作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ conferencePapers.updateTime }}
{{ item.title }}
- 作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ patent.updateTime }}
前田 亮介其他文献
大学生時代の矢部貞治(3)
矢部定治的大学时代(3)
- DOI:
- 发表时间:
2021 - 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
小山田 紀子;吉澤 文寿;ウォルター・ブリュイエール=オステル;佐川享平;磐下徹・久米舞子・北村安裕・堀井佳代子・宮川麻紀;程永超;原口 大輔;Chikara Uchida;前田 亮介;樋口真魚;加藤諭;山本春奈;東寺文書研究会編(黒川直則・池田好信・大田壮一郎・中村直人・辰田芳雄・貫井裕恵・馬田綾子・髙橋敏子・遠藤基郎・木下竜馬・比企貴之・巽 昌子・鍜治利雄);大谷 伸治 - 通讯作者:
大谷 伸治
平安貴族社会の儀礼・政務と〈メディア〉:仁王会立紙の「発見」
平安贵族社会的仪式、政治事务和媒体:二海圣人的“发现”
- DOI:
- 发表时间:
2022 - 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
日高 薫;ベッティーナ・ツォルン;人間文化研究機構国立歴史民俗博物館;黒羽亮太;前田 亮介;木土博成;巽 昌子;磐下徹;程永超;黒羽亮太 - 通讯作者:
黒羽亮太
貴族院議員・麻生太吉の誕生
上议院议员麻生大吉出生
- DOI:
- 发表时间:
2021 - 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
Chris Clayton;James Greatrick;Mei Kanehara;Meha Kaul;Adrijana Miladinovic;Aimi Muranaka;Hwa Namkoong;Lauren Power;Fei Tong;Chikara Uchida;Eriko Yamada;前田 亮介;眞杉 侑里;加藤諭;程永超;大谷伸治;樋口真魚;Ryosuke Maeda;程永超;大谷 伸治;加藤諭;原口大輔 - 通讯作者:
原口大輔
The International Thought of Alfred Zimmern: Classicism, Zionism and the Shadow of Commonwealth
阿尔弗雷德·齐默恩的国际思想:古典主义、犹太复国主义与英联邦的阴影
- DOI:
- 发表时间:
2021 - 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
Saori Isoda;永見瑞木;日本思想史事典編集委員会;前田 亮介;石間英雄;網谷壮介;Tanaka-Sakabe Yukako;馬路智仁(Tomohito Baji) - 通讯作者:
馬路智仁(Tomohito Baji)
中山竜一氏・高橋洋城氏への応答
对中山龙一和高桥宏树的回应
- DOI:
- 发表时间:
2023 - 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
Saori Isoda;永見瑞木;日本思想史事典編集委員会;前田 亮介;石間英雄;網谷壮介 - 通讯作者:
網谷壮介
前田 亮介的其他文献
{{
item.title }}
{{ item.translation_title }}
- DOI:
{{ item.doi }} - 发表时间:
{{ item.publish_year }} - 期刊:
- 影响因子:{{ item.factor }}
- 作者:
{{ item.authors }} - 通讯作者:
{{ item.author }}
{{ truncateString('前田 亮介', 18)}}的其他基金
戦前期日本外交における「国際金融家」と「帝国金融家」――1930年代を中心に
日本战前外交中的“国际金融家”与“帝国金融家”:聚焦20世纪30年代
- 批准号:
24K04241 - 财政年份:2024
- 资助金额:
$ 2.58万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
明治末~大正期における金融と政党
明治末期至大正时期的金融与政党
- 批准号:
13J10340 - 财政年份:2013
- 资助金额:
$ 2.58万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
近代日本における統治政党の形成―日清戦後の経済政策の展開を中心に―
近代日本执政政党的形成:以甲午战后经济政策的发展为中心
- 批准号:
10J02906 - 财政年份:2010
- 资助金额:
$ 2.58万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
相似海外基金
冷戦期アジアの「中国系難民」問題: 国際関係史からのアプローチ
冷战时期亚洲“中国难民”问题:国际关系史的视角
- 批准号:
24K20996 - 财政年份:2024
- 资助金额:
$ 2.58万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
1990年代の国際秩序変容とヨーロッパ国際関係の不安定化に関する史料実証的研究
20世纪90年代国际秩序转型与欧洲国际关系不稳定的历史实证研究
- 批准号:
24K04769 - 财政年份:2024
- 资助金额:
$ 2.58万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
太平洋国際関係史における韓国併合:高宗の国際認識(1863~1907年)に着目して
太平洋国际关系史上朝鲜的吞并:聚焦高宗的国际承认(1863-1907)
- 批准号:
24K04191 - 财政年份:2024
- 资助金额:
$ 2.58万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
宗教現象学と国際宗教学会の関係史ーマクロ宗教学の再構築に向けて
宗教现象学与国际宗教研究协会的关系史:走向宏观宗教研究的重建
- 批准号:
24K00010 - 财政年份:2024
- 资助金额:
$ 2.58万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
国際秩序の変容と日独関係に関する外交史的研究-冷戦時代のドイツ外交の視点から
国际秩序变迁与日德关系的外交历史研究——以冷战时期德国外交为视角
- 批准号:
24K04745 - 财政年份:2024
- 资助金额:
$ 2.58万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)