医療系学部・大学院の全員留学による学びの包括的評価に関する実証研究

医学本科及研究生院全日制出国留学学习综合评价实证研究

基本信息

批准号：
21K10370
负责人：
中村絵里
金额：
$ 2.66万
依托单位：
Chiba University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-01 至 2026-03-31
项目状态：
未结题

项目摘要

令和4年度は、日本政府による新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の緩和に伴い、千葉大学で、海外渡航型の短期留学プログラムを再開した。研究初年度の令和3年度は、渡航留学の代替として実施したオンライン留学プログラムの履修者を対象に調査したが、令和4年度は、オンライン留学に加えて渡航留学のプログラム履修者も調査対象とした。次の3つの調査を実施し、令和3年度から令和4年度に、留学を経験した学生の学びを評価した。１）グローバルコンピテンシーの基盤となる意識や行動に関する主観的調査では、留学プログラム履修前の学生には、協働力（他者の受容、柔軟な対応、チームワーク、問題解決、適切な行動と発言）、遂行力（現状分析、課題発見、目標設定）の自己評価が高い一方で、主導力（積極的発信、リーダーシップ、新規発想、外国人との交流）に関する自己評価は低い傾向が見られた。プログラム履修後には、主導力の自己評価の平均値が上昇しており、留学経験を経て、新規発想力や積極性が向上したと自己認識していることがわかった。２）BEVIテストによる客観的調査の結果からは、留学効果の測定に参照されることが多い3つの尺度「社会文化的オープン性」「環境との共鳴」「世界との共鳴」の平均値が留学後に上昇したことがわかった。また、各尺度の数値の高群・中群・低群の留学前後の結果を比較したところ、事前回答値の中群と低群で、事後に顕著な上昇が見られ、国際・文化体験への関心が低かった学生ほど、留学後の伸び率が大きいことが明らかとなった。３）留学後の半構造化インタビューを実施した結果、１か月未満の超短期留学が、学生の積極性と行動力向上に寄与する可能性を確認した。インタビューによる質的調査の結果は、アンケート調査による量的調査の結果とも呼応していることが示唆された。

2020年，随着日本政府针对新型冠状病毒放松边境措施，千叶大学恢复了短期留学项目。在2021财年，即该研究的第一年，该调查针对的是作为出国留学替代方案而实施的在线留学项目的参与者，但在2020财年，该调查还针对了除在线留学之外的出国留学项目的参与者。所以。以下三项调查旨在评估2021年至2020年出国留学的学生的学习情况。 1）对构成全球能力基础的意识和行为的主观调查显示，学生在参加出国留学项目之前具有协作能力（接受他人、灵活反应、团队合作、解决问题、适当的行为和演讲）。执行能力（现状分析、问题发现、目标设定）自评较高，而主动能力（主动沟通、领导力、新想法、与外国人互动）自评则偏低。参加该项目后，主动性的平均自我评价有所提高，这表明学生自我认为在经历了出国留学经历后，自己提出新想法的能力和主动性有所提高。 2）使用BEVI测试进行的客观调查结果显示，衡量留学效果时经常提到的三个量表的平均值：“社会文化开放性”、“与环境的共鸣”和“ “与世界产生共鸣。”结果发现，出国留学后这个数字有所增加。另外，当我们对比各量表高、中、低分组的留学前后结果时发现，中、低预答值组在学习后出现了明显的上升，表明他们更有可能体验国际和文化体验很明显，学生的兴趣越低，他们出国留学后的增长率就越高。 3）留学后进行的半结构化访谈结果证实，不到一个月的极短期留学有助于提高学生的主动性和行动能力。有人认为，采用访谈的定性研究的结果与采用问卷调查的定量研究的结果是一致的。