樹状細胞における細胞周辺環境に応じた抗原提示分子の発現制御メカニズムの解明

阐明树突状细胞中抗原呈递分子根据周围环境的表达控制机制

基本信息

批准号：
20K07030
负责人：
古田和幸
金额：
$ 2.75万
依托单位：
Okayama University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K07030/
关键词：
樹状細胞抗原提示獲得免疫応答小胞輸送 MHC-II Rab

项目摘要

樹状細胞は生体に侵入した病原細菌や腫瘍由来成分などの外来抗原を取り込み、主要組織適合抗原分子（MHC-IおよびMHC-II）を介して、外来抗原に由来するペプチドを T細胞に提示することで、病原細菌や腫瘍に対する免疫応答を誘導する。この抗原提示においては、MHC-I、MHC-IIの発現と共に、活性化因子であるCD80、CD86といった共刺激分子、また抑制因子であるPD-L1、PD-L2などの共抑制分子の樹状細胞表面における発現が、抗原提示を受けたT細胞の性質を調節する。病原体への感染時や、腫瘍に対する応答において、樹状細胞の周辺環境に存在する因子には、樹状細胞の表面分子の表面発現変化を誘導するものが知られており、樹状細胞による抗原提示機能を変化させると考えられている。特に、抗腫瘍免疫応答の誘導においては、腫瘍細胞や腫瘍周辺細胞の産生する因子は、樹状細胞の抗原提示機能に対して抑制的に作用することが知られている。そこで、本研究では、環境に存在する化学物質や、腫瘍周辺環境に由来する因子などの周辺環境からの刺激に対する、樹状細胞の抗原提示関連分子への作用の解明を目的として解析を行い、今年度は以下の結果を得た。1) 炎症における免疫細胞や、腫瘍細胞が産生することが知られているATPの樹状細胞への作用を解析し、ATPが樹状細胞を活性化することを見出し、さらにそのメカニズムを明らかとした。2) 環境中に存在する化学物質である不飽和カルボニル、およびキノン類が、樹状細胞の機能に対して影響を与えることを見いだした。

树突状细胞摄取侵入体内的病原菌或肿瘤来源的成分等外来抗原，并通过主要组织相容性抗原分子（MHC-I和MHC-II）将来自外来抗原的肽呈递给T细胞，从而诱导T细胞产生抗原。针对病原菌和肿瘤的免疫反应。在这种抗原呈递中，伴随着 MHC-I 和 MHC-II 的表达，激活剂 CD80 和 CD86 等共刺激分子以及抑制因子 PD-L1 和 PD-L2 等共抑制分子的树突状结构也随之表达。细胞表面调节接受抗原呈递的 T 细胞的特性。已知树突细胞周围环境中存在的因素在病原体感染或响应肿瘤期间诱导树突细胞表面分子的表面表达的变化。特别地，在诱导抗肿瘤免疫应答时，已知肿瘤细胞和肿瘤周围细胞产生的因子对树突状细胞的抗原呈递功能具有抑制作用。因此，在本研究中，我们进行了分析，旨在阐明周围环境的刺激（例如环境中存在的化学物质和源自肿瘤周围环境的因素）对树突状细胞中抗原呈递相关分子的影响今年，我们取得了以下成果。 1）我们分析了炎症中免疫细胞和肿瘤细胞产生的ATP对树突状细胞的影响，发现ATP激活树突状细胞，并进一步阐明了其机制。 2）我们发现环境中存在的化学物质不饱和羰基和醌会影响树突状细胞的功能。

项目成果

期刊论文数量（14）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

Staphylococcus aureus MazG hydrolyzes oxidized guanine nucleotides and contributes to oxidative stress resistance.

DOI：
10.1016/j.biochi.2023.02.001
发表时间：
2023-02
期刊：
Biochimie
影响因子：
3.9
作者：
F. Nigo;R. Nakagawa;Yuuki Hirai;Lina Imai;Yutaka Suzuki;K. Furuta;C. Kaito
通讯作者：
F. Nigo;R. Nakagawa;Yuuki Hirai;Lina Imai;Yutaka Suzuki;K. Furuta;C. Kaito

The absence of osmoregulated periplasmic glucan confers antimicrobial resistance and increases virulence in Escherichia coli

缺乏渗透调节的周质葡聚糖会导致大肠杆菌产生耐药性并增加毒力

DOI：
10.1128/jb.00515-20
发表时间：
2021
期刊：
J Bacteriol.
影响因子：
0
作者：
Murakami K;Nasu H;Fujiwara T;Takatsu N;Yoshida N;Furuta K;Kaito C.
通讯作者：
Kaito C.

Roles of IgE and Histamine in Mast Cell Maturation.

DOI：
10.3390/cells10082170
发表时间：
2021-08-23
期刊：
Cells
影响因子：
6
作者：
Tanaka S;Furuta K
通讯作者：
Furuta K

ATP and its metabolite adenosine cooperatively upregulate the antigen-presenting molecules on dendritic cells leading to IFN-γ production by T cells.

ATP 及其代谢物腺苷协同上调树突状细胞上的抗原呈递分子，导致 T 细胞产生 IFN-γ。

DOI：
10.1016/j.jbc.2023.104587
发表时间：
2023
期刊：
The Journal of Biological Chemistry
影响因子：
0
作者：
Kazuyuki Furuta;Hiroka Onishi;Yuki Ikada;Kento Masaki;Satoshi Tanaka;Chikara Kaito
通讯作者：
Chikara Kaito

高濃度ATPによる樹状細胞活性化機構の解析

高浓度ATP活化树突状细胞机制分析