スポーツ場面における体罰の実行を抑制する状況要因の解明

阐明阻碍在体育运动中使用体罚的情境因素

• 批准号: 21K11551
• 负责人: 上野 耕平
• 金额: $ 2万
• 依托单位: Kagawa University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2021
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2021-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21K11551/
• 关键词: 体罰; スポーツ指導者; 不正のトライアングル; 犯罪機会論; 環境心理学; 暴言

本研究は「子どもを体罰から守るためにはどうすればいいのか?」を学術的「問い」とし，例え指導者が体罰を厭わない（子どものことを考えての体罰は許されると考える）人物であったとしても，そうした人物から子どもを守ることのできる環境，つまりは「体罰が行われにくい状況」を解明することにより，子どもを体罰から守るための具体的方略を提言することを目的としていた。研究1年目であった昨年は，公認スポーツ指導者資格を有する指導者158名を対象とした調査結果について分析を行った。その結果，指導者に対して勝利や競技能力の向上，人間形成などの結果や成果を求める「保護者からの期待」が，スポーツ指導者を体罰に駆り立てている可能性が窺われた。そこで研究2年目である本年は，指導者が保護者を中心とする周囲から受けている期待・プレッシャーの内容について検討することとした。公認スポーツ指導者資格を有し，高校生までの子どもを指導対象とするスポーツ指導者136名から，１）過去5年以内の体罰経験（暴力，暴言，威圧，しごき，セクシャルハラスメント）及び，２）保護者からの指導に対する期待及びプレッシャー（勝利，礼儀，楽しさ，技術・体力，協力・チームワーク，努力）について回答を得た。分析の結果，上野（2021）が行った研究と比較して，過去５年間に体罰を行った指導者の比率はわずかに減少していたが，未だ残存していた。また，保護者からの指導に対する期待の内，「礼儀」の指導に対する期待が指導者による「威圧」を助長することを示す結果が得られた。ただし本結果は，指導者から得られたデータに基づく分析結果であることから，来年度は保護者を対象に調査を実施し，実際に保護者がどのような期待を指導者に対して持っているのかについて検討していく予定である。

这项研究提出了“我们能做些什么来保护儿童免受体罚？”这一学术问题，并提出“我们能做些什么来保护儿童免受体罚？”这项研究的目的是提出具体策略，以保护儿童免受体罚。通过阐明可以保护儿童免受此类人侵害的环境（换句话说，难以使用体罚的条件）来保护儿童免受体罚。去年，即该研究的第一年，我们分析了对 158 名拥有官方体育教练资格的教练的调查结果。结果发现，“父母的期望”，即教练对胜利、提高运动能力和性格发展等结果的要求，可能会促使体育教练使用体罚。因此，今年，即研究的第二年，我们决定考察教师从周围环境（主要是家长）受到的期望和压力。 1）过去5年内体罚的经历（暴力、辱骂、胁迫、体力消耗、性骚扰）和2）从136名具有认证体育教练资格、指导高中年龄段儿童的体育教练中获得了答案。家长对教学的期望和压力（胜利、礼貌、享受、技术/体力、合作/团队合作和努力）。分析结果显示，与上野（2021）的研究相比，过去五年中使用体罚的教官比例略有下降，但仍然存在。此外，结果显示，在家长对教学的期望中，对“礼貌”教学的期望促进了教师的“强制”。不过，由于这个结果是根据从导师那里获得的数据进行的分析结果，因此我们明年将针对家长进行一项调查，以了解家长对导师的实际期望是什么，我们计划考虑是否有这样的期望。

项目成果

スポーツ指導者による体罰を助長する状況要因

助长体育教练体罚的情境因素

• 发表时间: 2021
• 期刊: 香川大学教育学部研究報告
• 作者: 上野耕平

Situational Factors that Facilitate Corporal Punishment by Coaches: Corporal Punishment in Japan Today

导致教练体罚的情境因素：当今日本的体罚

• 发表时间: 2021
• 作者: 上野耕平;Kohei Ueno
• 通讯作者: Kohei Ueno