北海道東部,根釧台地における高分解能地形面編年による海成段丘の発達史
基于北海道东部昆泉高原高分辨率地形年代学的海洋阶地发育史
基本信息
- 批准号:21K01015
- 负责人:
- 金额:$ 2.66万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
- 财政年份:2021
- 资助国家:日本
- 起止时间:2021-04-01 至 2024-03-31
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
本研究では,北海道東部,根釧台地の海成段丘を対象に従来とは異なる年代測定手法であるルミネッセンス年代測定法を適用し,中期更新世以降に形成された海成段丘の高分解能な地形面編年を行うとともに,段丘面上の二次的な地形改変作用の時代性や要因も明らかにする.これらの絶対年代に基づく中期更新世以降の海成段丘群の地理的広がりと離水年代から,地殻変動史と,現在に至るまでの総合的な地形発達史の関係を解明するものである.2年目である令和4年度には,主に海成段丘面の地形・地質調査を行ない,記載と試料採取を行った.納沙布岬周辺においては海成段丘が模式的に発達する地点で機械式ボーリングを掘削した.室内実験では,pIRIR年代測定,放射性炭素年代測定,指標テフラの各種分析を行ない,堆積史・堆積環境に関する分析を行った.以上の結果,根室半島東端の標高15 m前後に広がる海成段丘面が酸素同位体ステージ5に対比された.あわせて,同地域の段丘被覆層に挟まれる埋没泥炭層がLGMに堆積したことが明らかとなった.根室半島中央部の標高40 m前後に広がる海成段丘面は,海成層のpIRIR年代測定の結果,MIS7以前に離水した可能性が高いという一次データが得られた.これらの海成段丘の内,MIS5に対比される海成層上部では化石凍結割れ目などの化石周氷河現象が確認され,各種年代測定の結果から最終氷期極相期に強力な周氷河環境下に置かれたことも明らかとなった.MIS 7以前に対比される海成段丘面では,寒冷期の侵食作用の累積によって離水直後の海成層表面付近は失われている場合や,周氷河成斜面堆積物が厚く堆積していることが明らかとなった.これらの結果から,根室半島東部は長期的には隆起が卓越するが近年では沈降が卓越する地殻変動傾向と,周氷河作用による海成段丘面の二次的地形改変の影響と時代性について,絶対年代に基づき確認された.
在这项研究中,我们应用一种非传统的测年方法——发光测年法,对北海道东部昆泉高原的海洋阶地进行了分析,除了按年代顺序之外,还分析了中更新世之后形成的海洋阶地的高分辨率地形。按时间顺序排列地表,我们还将明确阶地表面二次地形改造的时代和成因。基于这些绝对年龄,我们将根据中更新世以来海洋阶地的地理分布和分离年龄,阐明地壳变形历史与迄今为止地貌发育的综合历史之间的关系。第二年2020年,我们主要对海洋阶地进行了地形、地质调查,并进行了描述和样品采集。机械钻孔是在诺萨布岬周围示意性开发海洋阶地的地点进行的。在实验室实验中,进行了 pIRIR 测年、放射性碳测年和指示剂火山灰的各种分析,以分析沉积历史和环境。结果,将根室半岛东端海拔约 15 m 的海洋阶地与氧同位素第 5 阶段进行了比较。此外,据透露,夹在同一区域的阶地覆盖层之间的埋藏泥炭层沉积在末次盛冰期中。通过对海相地层进行 pIRIR 测年,获得的初步数据表明,根室半岛中部海拔约 40 m 的海洋阶地很可能在 MIS7 之前就已与水分离。这些海洋阶地中,与MIS5对应的海相地层上部已证实有化石冻裂等冰缘现象,各种测年结果表明该地区在末次冰期处于强烈的冰缘环境下。很明显它已经被放置了。就海洋阶地而言,与 MIS 7 之前的阶地相比,出水后立即靠近海洋层表面的区域可能由于寒冷时期侵蚀的积累而消失,或者有一层厚厚的冰缘斜坡沉积物可能已经被存入了。这些结果表明,根室半岛东部存在长期以隆升为主、近年来以沉降为主的地壳变形趋势,以及海洋次生地形改造的影响和时代。根据绝对年龄确认了由于冰缘作用而形成的梯田。
项目成果
期刊论文数量(9)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
GEOMAR Helmholtz Centre/Leibniz Institute for Applied Geophysics(ドイツ)
GEOMAR 亥姆霍兹中心/莱布尼茨应用地球物理研究所(德国)
- DOI:
- 发表时间:
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
- 通讯作者:
古倶知安湖の検証-その 2 -:北海道倶知安町の上部更新統真狩別 層の 14C 年代値,火山灰,花粉および珪藻の分析
旧俱知安湖的验证 - 第 2 部分 -:北海道俱知安町上更新世 Makkaribetsu 组的 14C 年龄、火山灰、花粉和硅藻分析
- DOI:
- 发表时间:2021
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:嵯峨山 積・星野 フサ・井島 行夫・近藤 玲介・ 関根 達夫・小田桐 亮・宮入 陽介・横山 祐典
- 通讯作者:嵯峨山 積・星野 フサ・井島 行夫・近藤 玲介・ 関根 達夫・小田桐 亮・宮入 陽介・横山 祐典
北海道根室半島周辺の海成段丘上とその周辺における湿原堆積物の層序
北海道根室半岛周围海洋阶地及其周围湿地沉积物的地层学
- DOI:
- 发表时间:2022
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:近藤 玲介 ; 百原 新 ; 紀藤 典夫 ; 井上 京 ; 吉田 明弘 ; 横地 穣 ; 金子 和広 ; 嵯峨山 積 ; 隅田 まり ; 重野 聖之 ; 植村 杏太 ; 宮入 陽介 ; 坂本 竜彦 ; 竹村 貴人 ; 横山 祐典 ; 冨士田 裕子
- 通讯作者:冨士田 裕子
137Cs法および210Pb法に基づく湿原堆積物表層の高時間分解能年代測定
基于137Cs和210Pb方法的湿地沉积物表层高时间分辨率测年
- DOI:
- 发表时间:2022
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:常岡 廉; 横山 祐典; 太田 耕輔; 宮入 陽介; 近藤 玲介; 横地 穣; 金子 和広; 井上 京; 紀藤 典夫; 植村 杏太; 隅田 まり; 百原 新; 冨士田 裕子
- 通讯作者:冨士田 裕子
GEOMAR Helmholtz Centre/Leibniz Institute for Applied Geophysics(ドイツ)
GEOMAR 亥姆霍兹中心/莱布尼茨应用地球物理研究所(德国)
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近藤 玲介其他文献
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- 发表时间:
2022 - 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
近藤 玲介; 百原 新; 紀藤 典夫; 井上 京; 吉田 明弘; 横地 穣; 金子 和広; 嵯峨山 積; 隅田 まり; 重野 聖之; 植村 杏太; 宮入 陽介; 坂本 竜彦; 竹村 貴人; 横山 祐典; 冨士田 裕子 - 通讯作者:
冨士田 裕子
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- 影响因子:0
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横山祐典
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- 发表时间:
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- 影响因子:0
- 作者:
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冨士田 裕子
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- DOI:
- 发表时间:
2017 - 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
近藤 玲介;塚本 すみ子;横田 彰宏;植村 杏太;五十嵐 八枝子;坂本 竜彦 - 通讯作者:
坂本 竜彦
北海道,根室半島における海成段丘上の湿原の形成年代
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- DOI:
- 发表时间:
2021 - 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
近藤 玲介; 横地 穣; 井上 京; 金子 和広; 冨士田 裕子; 隅田 まり; 宮入 陽介; 横山 祐典 - 通讯作者:
横山 祐典
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相似海外基金
Wetland formation and vegetation changes after the Last Glacial period on the Konsen plateau in eastern Hokkaido, Japan
日本北海道东部昆泉高原末次冰期后的湿地形成和植被变化
- 批准号:
18H00762 - 财政年份:2018
- 资助金额:
$ 2.66万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)