朝鮮半島磨製石剣文化の展開とその特質に対する考古学的研究

朝鲜半岛磨光石剑文化发展及特征的考古研究

基本信息

批准号：
21K00954
负责人：
平郡達哉
金额：
$ 2.58万
依托单位：
Shimane University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-01 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

项目摘要

本研究は朝鮮半島青銅器時代文化を代表する物質資料である磨製石剣に対する考古学的および記載岩石学分析を通して、朝鮮半島青銅器時代社会における磨製石剣の生産・流通システムのモデルを提示すると共に、磨製石剣副葬文化の時間的・空間的展開とその特徴の解明を目的としている。４年計画の２年目に当たる令和４年度の前半期は、コロナウイルス感染拡大による海外渡航制限等の余波があり渡韓調査が実施できず、主に国内所蔵の朝鮮半島磨製石剣関連資料の調査を実施した。１１月以降、ソウル所在の博物館・文化財調査関連機関における情報収集・資料実見を実施した。また、朝鮮半島出土磨製石剣一覧表の作成は継続して進めることができた。また、本研究と関連した韓国での研究成果等を把握するための作業の一環として、朝鮮半島における磨製石剣の生産と流通を扱った韓国語論文を共同分担者と共に翻訳し発表した（李宗哲(訳：平郡達哉・森貴教)２０２３「柄部誇張式石剣の生産と流通」『島根大学法文学部紀要社会文化論集』第１９号）。以上のように、現地調査の再開が可能となったことで一部資料については実見することができた。日本国内で遂行可能な作業については、基礎研究作業の一環として日本国内で可能な限りの資料収集を継続して実施、朝鮮半島出土磨製石剣一覧表の作成も実施した。また、昨年と同様に、韓国側での近年の青銅器時代研究、磨製石剣・石器研究の動向を把握することにも重点を置いた。

本研究通过对代表朝鲜半岛青铜时代文化的材料——抛光石剑的考古学和岩相学分析，呈现了朝鲜半岛青铜时代社会抛光石剑的生产和分配系统的模型。此次，我们旨在阐明磨石剑葬文化的时空发展及其特征。令和4年（四年计划的第二年）上半年，由于新冠病毒感染扩大而限制出国旅行，因此无法在韩国进行调查，主要调查了以下项目对在日本举行的朝鲜半岛抛光石剑的材料进行了研究。自11月以来，我们一直在首尔文化财产研究相关的博物馆和机构收集信息并检查资料。此外，我们能够继续创建从朝鲜半岛出土的抛光石剑清单。此外，作为了解韩国与本研究相关的研究成果的一部分，我与合作者（李素哲（Lee Socheol））翻译并发表了一篇有关朝鲜半岛抛光石剑的生产和流通的韩文论文。译者：平谷龙也、森刚典）2023年《夸张柄石剑的生产与流通》岛根大学法律文学部社会文化学报第19号）。如上所述，由于可以重新开始实地调查，所以我们能够实际看到一些资料。关于在日本可以开展的工作，作为基础研究工作的一部分，我们继续在日本收集了尽可能多的材料，同时还制作了一份从朝鲜半岛出土的抛光石剑清单。此外，与去年一样，我们重点了解韩国青铜时代研究、抛光石剑和石器研究的最新趋势。