ベトナム戦争と文化の越境ー太平洋横断的アメリカ文化の形成と展開

越南战争与文化边界的跨越：跨太平洋美国文化的形成与发展

基本信息

批准号：
21K00377
负责人：
麻生享志
金额：
$ 2.58万
依托单位：
Waseda University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-01 至 2026-03-31
项目状态：
未结题

项目摘要

ベトナム戦争における難民の流出から派生することになったベトナム系難民文化について、文献等を中心に基礎研究を継続的に進めた。以下、その概要である。1）すでに課題番号18K00435「太平洋横断的ヴェトナム系アメリカ文化研究の構築にむけて」において進めていた、ベトナム系難民作家 Lan Cao とその娘 Harlan Margaret Van Cao による自伝書 “Family in Six Tones: A Refugee Mother, an American Daughter” の翻訳・出版が、2022年12月に実現した。（『ランとハーランー母は難民、娘はアメリカ生まれ』。）難民母娘による物語りというテーマは、これまで期待されつつも実現されることがほぼなかったがゆえに、関連分野の研究者の意見等を広く聴取し、今後の研究に活かすことになった。カオが抱える戦争トラウマについては、心理学系の研究者、またカオの法曹における活躍は、法学系研究者の関心を集め、これまで文化・文学分野に留まることが多かった研究領域が、学際的に広がる可能性を見いだした。2） 2023年9月に開催予定のアジア系アメリカ文学会年次フォーラムにて、『ランとハーラン』の翻訳作業を通じて得た知見に関する、シンポジウム発表を依頼された。戦争トラウマの表象におけるフィクション（物語）とノンフィクション（自伝）の役割に焦点をあて、ベトナム系アメリカ文学における想像/創造力をテーマに論じる予定。3）日系アメリカ人の第二次世界大戦時、強制収容をテーマに研究を行う Universite du Quebec a Montreal （カナダ）所属の Greg Robinson （教授）と戦後アジア系文学に関する意見交換を行った。また、2023年5月来日予定の同氏の早稲田大学における講義をサポートすることになった。

我们继续以文学为重点，对越南难民文化进行基础研究，这是越南战争期间难民外流所衍生出来的。以下是概述。 1) 越南难民作家 Lan Cao 和她的女儿 Harlan Margaret Van Cao 的自传《六声家庭：难民》，该书已在项目号 18K00435“建立对越南裔美国人的跨太平洋研究2022年12月，实现《母亲，一个美国女儿》的翻译出版。（《兰和哈伦——母亲是难民，女儿出生在美国》）难民母女讲述的故事主题一直备受期待但几乎从未实现，以及相关领域研究人员的观点。结果得到了广泛听取，并将用于未来的研究。高锟的战争创伤引起了心理学研究者的关注，他在法律界的成功也引起了法律研究者的关注，传统上局限于文化和文学领域的研究领域已经变得广泛的跨学科。的可能性。 2）我被邀请在定于2023年9月举行的亚裔美国文学协会年度论坛上发表专题演讲，介绍我通过翻译《兰与哈兰》工作获得的知识。我们将讨论越南裔美国文学中的想象力/创造力主题，重点关注小说（叙事）和非小说（自传）在表现战争创伤中的作用。 3）与加拿大蒙特利尔魁北克大学Greg Robinson教授就战后亚洲文学交换意见，后者研究二战期间日裔美国人被拘留的情况。此外，我们还将支持他计划于 2023 年 5 月在早稻田大学进行的演讲。