文人建部綾足の総合的研究

文学人物武部彩史综合研究

基本信息

批准号：
21K00291
负责人：
長島弘明
金额：
$ 2.66万
依托单位：
Nishogakusha University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

研究の２年目に当たる本年（2002年度）は、和文読本について多方面から考察し、次のような成果を得た。１．『西山物語』において、綾足自らによる語注（主として、その語の出典を明示する注）を施したのは、『西山物語』を書いた意図の一つが、和文（擬古文）を書くための一種の教科書を提供することであったからだと思われる。おそらく綾足の考えでは、物語体（物語の文体）は、多様な和文体の文章の中でももっとも重要な文体であり、その物語体の創作方法を、実例をもって懇切丁寧に示した、いわば実践例が『西山物語』だということになる。２．『歌文要語』に採られている和語（歌語）の出典は、さまざまな古典に及んでいるが、中でも『万葉集』と『源氏物語』がかなり多い。一方、『西山物語』の語注にある出典を見ると、確かに両書に出拠がある語は少なくないが、『源氏物語』の書名は、『歌文要語』ほどには目だたないように思われる。『西山物語』には、記紀の書名がやや多いように見受けられる。『西山物語』は、和文体といっても全体的に見て、王朝物語の標準的な和文よりもやや古い文体になっているような印象があるが、それは、和語の用語選択が、王朝以前のものを中心に選んでいるからかもしれない。３．『本朝水滸伝』前・後篇には出典注記がないが、和語の出典を考察して行くと、やはり『西山物語』と同様、『万葉集』記紀など奈良時代の古典を主要な出拠にしていることがわかる。『本朝水滸伝』の執筆時期は、綾足が『万葉集』研究に特に力を入れていた時期と重なり、また『万葉集』を重要な用例採取元としている、枕詞辞典『詞草小苑』の編纂時期とも重なっている。『本朝水滸伝』にとりわけ『万葉集』由来の語が多いのも、そうした理由からであろう。

今年（2002年），即研究的第二年，我们从各个角度对日语阅读书籍进行了研究，得到了以下结果。 1.在《西山物语》中，绫石自己添加了文字注释（主要是注明文字出处的注释），因为他在写《西山物语》时的意图之一就是写日语（伪古）文本，这大概是因为。提供一种教科书。在绫石看来，叙事风格（叙事写作风格）可能是日本各种写作风格中最重要的写作风格，并且有一个实际的例子，仔细地展示了如何使用实际例子来创建这种叙事风格，它被称为``。西山物语。” 2. 《Kabun Yogo》中使用的日语单词（诗歌）来源广泛，来自各种古典作品，但《万叶集》和《源氏物语》是最常见的来源。另一方面，如果我们看一下《西山物语》注释中的出处，我们会发现两本书中确实有很多单词，但《源氏物语》的书名是不像“Kabun Yogo”那么明显。这似乎不太可能。《西山物语》中似乎有相当多的来自魔女的书名。尽管《西山物语》是用日语写的，但总的来说，它给人的印象是，它的写作风格比标准的日本王朝故事写作稍旧，但这可能是由于日语术语的选择所致。重点关注王朝之前的物品。 3. 《本町水古传》的第一部和第二部没有出处注释，但如果我们考虑日语的出处，我们会发现，与《西山物语》一样，主要出处是奈良时代的经典如《万叶集》的编年史，可见其根据。《本町水古传》的写作时期，恰逢绫志致力于研究《万叶集》的时期，他还编写了词典《紫草园》，其中使用了《万叶集》。这与编译时间相吻合。这大概就是《本町水古传》中有很多源自万叶集的词语的原因。