倉林誠一郎資料の調査・考証に基づく戦後新劇の基礎的研究

基于仓林精一郎资料的研究和史料的战后新剧基础研究

• 批准号: 21K00199
• 负责人: 後藤 隆基
• 金额: $ 2.16万
• 依托单位: Rikkyo University (2022)Waseda University (2021)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2021
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2021-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21K00199/
• 关键词: 倉林誠一郎; 制作者; 戦後演劇史; 新劇; 興行; 戦後新劇; 同時代文化

令和4年度は、前年度に引き続き、倉林誠一郎旧蔵資料のうち、日記（以下、倉林日記）の整理・調査・考証を行なった。第一に、1952年までの倉林日記の翻刻作業を終え、判読不明箇所や登場する人物の確定など、1947年以降の「占領期」に関する部分を中心に翻刻の精査・内容の考証等を進めた。詳細の検討は次年度も継続するが、戦後演劇において「新劇」というジャンルが「興行」として商業演劇と不可分であり、その結節点としての倉林という個性の存在が浮かびあがってきた。それらに加え、1953年以降の翻刻等にも着手している。第二に、資料保存および翻刻作業の分担等の観点から、倉林日記のデジタル化を優先的に進め、1970年代までの日記のデジタル化が完了した。研究代表者と研究分担者間での日記データの共有体制は有効に機能している。内容の精査は次年度の課題だが、劇団俳優座と俳優座劇場の分裂期等の日記が書かれていないことなど、日記以外の文献、倉林以外の関係者の資料等をあわせて検討する必要性が明らかになった。第三に、倉林日記の記述と同時代の演劇界の動向や社会状況等を対照するために、同時代紙誌や倉林の著作等の調査も継続して行なった。ことに、倉林が本格的に「制作者」として演劇（界）に携わるまでの経緯を講究し、従来言及されてこなかった倉林の事績について解明するとともに、演劇制作者としての倉林およびその職掌を、興行史研究のなかに位置づけることを試みた。第四に、倉林が長年芸団協で数々の政策提言等を行なってきたこと、令和4年が劇場法施行10年にあたることから、倉林の事績から現代的課題に接続しうる道を講究するシンポジウムを開催し、現代の現場の視点から遡行して倉林の思考を探索することもめざした。今後は、倉林日記の翻刻およびデジタル化を進め、それらを検討した成果は随時学会での発表や論文化を通して公開する予定である。

2020年，我们继上一年的基础上，对仓林诚一郎以前收集的资料日记（以下简称仓林日记）进行了整理、研究和审查。首先，我们完成了仓林日记到1952年的抄录，并以1947年以来与“占领时期”相关的部分为中心，对不清楚的部分和人物进行了检查和审查。尽管详细的研究将在明年继续进行，但很明显，在战后戏剧中，“新剧”类型与作为“娱乐”的商业戏剧密不可分，而仓林的个性则作为一种联系而存在。这种类型。除此之外，我们还从1953年开始重印作品。其次，从保存资料和分担转载工作的角度出发，我们优先考虑仓林日记的数字化，完成了20世纪70年代日记的数字化。主研究员和副研究员之间的日记数据共享系统有效运行。仔细研究内容将是明年的挑战，但需要考虑日记以外的文件和仓林以外各方的材料，例如，在俳优座分裂期间没有写下日记。剧团和俳游座剧团就清楚了。第三，为了将仓林日记中的描述与当代戏剧界的潮流和社会状况进行对比，我们继续研究当代报纸和仓林的著作。特别是，它考察了仓林作为“制片人”全面涉足戏剧的情况，阐明了仓林以前没有提到的成就，并深入了解了仓林作为戏剧制片人和他的责任。试图将其定位于票房历史研究领域。第四，仓林多年来为艺团协提出了许多政策建议，而2020年恰逢戏剧法颁布10周年，因此将召开座谈会，讨论如何将仓林的成就与当代问题联系起来。也旨在从当代的角度探讨仓林的思想。未来，我们计划对仓林的日记进行重印和数字化，并通过学术会议和论文的形式公开我们的研究成果。

项目成果

倉林誠一郎研究序説：制作者がみた新劇史に関する予備的考察

仓林诚一郎研究简介：从创作者的角度初步思考新剧的历史

• 发表时间: 2022
• 作者: 後藤隆基

倉林誠一郎研究序説：制作者がみた新劇史に関する予備的考察

仓林诚一郎的研究简介：从创作者的角度看新剧历史的初步思考

• 发表时间: 2022
• 作者: 後藤隆基