コクシジウム類の多様性から探る宿主の特異性と共種分化の過程

从球虫的多样性探索宿主特异性和共物种过程

基本信息

  • 批准号:
    21K06323
  • 负责人:
  • 金额:
    $ 2.66万
  • 依托单位:
  • 依托单位国家:
    日本
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
  • 财政年份:
    2021
  • 资助国家:
    日本
  • 起止时间:
    2021-04-01 至 2024-03-31
  • 项目状态:
    已结题

项目摘要

コクシジウム類はアピコンプレックス門アイメリア亜目に属する偏性細胞内寄生原虫である。本研究課題では、様々な動物に寄生する“新奇”のコクシジウムを探索し、種の多様性を評価し、宿主適応の過程を探る。各種動物より得た虫体を材料として、形態および遺伝子情報を入手し、地域、宿主、寄生部位および体内ステージの情報と併せて包括的な分類学的位置を評価し、また、宿主の系統と比較することで共種分化の過程を探ることを目的とする。本年度の主な成果は以下の通りである。(1)前年度に茨城県のトウキョウダルマガエルより検出し種記載したHyaloklossia kasumiensisについて、本邦の無尾類における感染状況を調べた。トノサマガエル23匹、ニホンアカガエル8匹、ツチガエル3匹、ヌマガエル13匹、カジカガエル9匹の腎臓を精査したところ、滋賀県由来トノサマガエルの11匹が陽性であった。他のカエル種からは検出されなかった。このほか、展示施設で飼育されていた兵庫県由来のナゴヤダルマガエルが死亡し病理検査を実施したところ、検査した4匹のうち2匹の腎臓に、感染を認めた。これらのことからトノサマガエルおよびナゴヤダルマガエルを新しい宿主として報告した。同原虫は、本邦に分布する全てのトノサマガエル属を終宿主とする一般的なコクシジウム類でことが明らかとなった。(2)アマミノクロウサギは奄美大島と徳之島のみに生息する特別天然記念物である。アマミノクロウサギの救護個体および現地の糞便よりコクシジウムを検出した。形態学的特徴より3種の未記載種と判断し、Eimeria属の新種として記載した。これらは、形態学的に他のウサギ類の寄生種と類似しており、また、分子系統樹解析でもウサギ目から検出されるEimeria属との単系統性が示されたことからアマミノクロウサギとともに共種分化した原虫種であると推察した。
球虫是专性细胞内原生动物,属于顶复门中的艾美球亚目。在这个研究项目中,我们将探索寄生于各种动物的“新颖”球虫,评估物种多样性,并探索宿主适应过程。我们使用从各种动物获得的寄生虫体获得形态和遗传信息,并评估综合分类位置以及区域、宿主、寄生位点和内部阶段的信息。这种比较的目的是探索共物种形成的过程。今年的主要工作成果如下。 (1) 我们调查了去年在茨城县东京达磨青蛙中检测到并列入物种名录的日本无尾目中的Hyaloklossia kasumiensis感染状况。当我们仔细检查23只日本树蛙、8只日本红蛙、3只日本林蛙、13只棉蛙和9只杜父鱼蛙的肾脏时,来自滋贺县的11只日本树蛙呈阳性。在其他青蛙物种中没有检测到这种现象。此外,在展览设施中饲养的来自兵库县的名古屋达磨青蛙死亡,病理检查显示四只动物中有两只的肾脏受到感染。基于这些发现,我们报告了殿间青蛙和名古屋达磨青蛙作为新宿主。据了解,这种原生动物是一种常见的球虫,其最终宿主是分布在日本的所有陆龟属物种。 (2) 奄美兔是仅栖息于奄美大岛和德之岛的特殊天然纪念物。在获救的奄美兔的粪便和田间检测到球虫。根据其形态特征,确定为三个未描述种,并被描述为艾美耳属新种。它们在形态上与兔形目的其他寄生物种相似,分子系统发育树分析表明它们与艾美耳属单系,我们推断它是同种的原生动物。

项目成果

期刊论文数量(13)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
奄美大島におけるノネコ・ノラネコの糞便から検出された寄生虫
奄美大岛野猫及野猫粪便中检出寄生虫
  • DOI:
  • 发表时间:
    2022
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    大杉 祐生;伊藤 圭子;常盤 俊大;浅川 満彦;尾針 由真
  • 通讯作者:
    尾針 由真
Theileria infection with severe anemia and unhealed fracture in a sika deer Cervus nippon aplodontus (Cervidae: Cetartiodactyla)
梅花鹿梅花鹿泰勒虫感染并伴有严重贫血和未愈合骨折 Cervus nippon aplodontus(鹿科:Cetartiodactyla)
  • DOI:
    10.1016/j.parint.2021.102349
  • 发表时间:
    2021
  • 期刊:
  • 影响因子:
    1.9
  • 作者:
    Rie Maruko;Toshihiro Tokiwa;Junji Nakai;Shin-ichi Nakamura
  • 通讯作者:
    Shin-ichi Nakamura
ナゴヤダルマガエルの腎コクシジウム感染
名古屋达摩蛙肾球虫感染
  • DOI:
  • 发表时间:
    2022
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    常盤 俊大;周 洵;毛塚 千穂;山田 翔斗;中村 進一
  • 通讯作者:
    中村 進一
奄美群島におけるノネコおよびノラネコの寄生虫保有状況
奄美群岛野猫和野猫的寄生虫流行情况
  • DOI:
  • 发表时间:
    2022
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    大杉祐生;伊藤圭子;常盤俊大;尾針由真;浅川満彦
  • 通讯作者:
    浅川満彦
奄美大島の野生鳥類を対象とした病理学的解析
奄美大岛野生鸟类病理分析
  • DOI:
  • 发表时间:
    2022
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    鈴木 遼太郎;吉村 久志;常盤 俊大;伊藤 圭子;鳥本 亮太;山本 昌美
  • 通讯作者:
    山本 昌美
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環境年表 2021-2022
环境时间表 2021-2022
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    0
  • 作者:
    永宗 喜三郎;脇 司;常盤 俊大;島野智之;高崎智彦,小林睦生,駒形修,他
  • 通讯作者:
    高崎智彦,小林睦生,駒形修,他

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