Basic research on dispersion and readhesion dynamics of bacteriophage for infectious disease control in public railway facilities

公共铁路设施传染病控制中噬菌体分散和再粘附动力学的基础研究

• 批准号: 21K02087
• 负责人: 川崎 たまみ
• 金额: $ 2.75万
• 依托单位: Railway Technical Research Institute
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2021
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2021-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21K02087/
• 关键词: ウイルス動態; 鉄道等の公共設備; 感染症対策; 室内環境; 床材; 空気質; 環境衛生; ファージ; 鉄道公共設備

本研究では、鉄道をはじめとした公共設備等の床をモデルとし、人の利用等に伴う床上の模擬ウイルス飛沫の空間中への飛散・浮遊、壁面等への再付着、及び床上での残存等に関する基礎的知見を得ることを目的とする。昨年度に引き続き、公共設備等で一般的に使用されている床材の微生物に対する基礎的な特性を把握することを目的に、本年度は、硬性床材の代表的な3種類の試験片に対し、以下の①②③④の実験を実施した。また、⑤については、昨年度使用した弾性床材に対しても併せて実施した。①接触角測定の結果、試験片Cにて、ミリQ水、培養液を滴下した際の接触角が、有意に試験片Aより大きく、試験片Bでは、表面の液滴の広がりが著しく接触角を測定できなかった。 ②塗布直後の細菌（Acinetobacter属）回収率を、生菌数を指標として測定した結果、対照を含んだ試験片間で有意差はなく、弾性床材試験片の回収率と比べて低い傾向がみられた。③24h接触後のSARS-CoV-2（以下、ウイルス）回収率は、試験片A、Bにて回収率が低い傾向がみられた。回収率が低かった理由としては、試験片表面のウイルス吸着又は未知の抗ウイルス成分による影響等が考えられる。④細菌回収率とウイルス回収率の差をみると、試験片Cでは22%ptであったのに対し、試験片A、Bでは、63%pt～74%ptと差が大きかった。これらのことは、試験片A、Bの表面に、細菌よりもサイズが小さいウイルスが吸着されやすい性質に起因する可能性、あるいは接触時間の違いが考えられる。一方、試験片A、Cの接触角とウイルス回収率の間には、高い正相関がみられた。これらの結果から、細菌よりもウイルスのほうが、より床材表面の構造や材質による吸着の影響を受けやすい可能性が考えられた。⑤模擬ウイルス候補であるバクテリオファージφ6を用いた弾性床材・硬性床材からの回収率測定実験にも着手した。

这项研究旨在获取有关人类使用，重新安置墙壁等以及留在地板上以及其余部分的模拟病毒液滴在空间地板上的散射和漂浮的基本知识。从去年开始，为了了解公共设施和其他针对微生物的设施中常用的地板材料的基本特征，今年，我们对三种典型的硬地板材料进行了以下实验。此外，关于⑤，我们还实施了去年使用的弹性地板材料。 1）由于接触角测量值，当在样品C中添加milliq水和培养液体时，接触角明显大于样品A中的接触角，并且表面液滴在样品B表面的扩散无法显着测量接触角。 2）使用活细菌的数量作为指数测量施用后，细菌的恢复速率（杆菌属），并且包含对照的样品之间没有显着差异，并且趋势要低于弹性床材料的恢复速率。 ③接触24小时后，SARS-COV-2（以下称为病毒）的恢复速率显示出较低的样品A和B的趋势。低回收率的原因是病毒吸附对测试样品表面的影响或未知抗病毒成分的影响。 ④查看细菌回收率和病毒回收率之间的差异，标本C的差异为22％，而对于标本A和B的差异为较大，从63％的PT到74％。这些可能是由于以下事实：大小比细菌小的病毒很容易吸附在标本A和B的表面上，或者接触时间可能存在差异。另一方面，在样品A和C的接触角与病毒回收率之间观察到高正相关。这些结果表明，由于地板材料的结构和材料而不是细菌，病毒可能更容易受到吸附。 ⑤我们还开始了一项实验，以使用候选模拟病毒的噬菌体φ6测量弹性和硬地板材料的恢复速率。

项目成果

公共設備等で使用される硬性床材からの微生物の回収特性の基礎的検討

公共设施等硬地板材料中微生物回收特性的基础研究

• 发表时间: 2022
• 作者: 川崎たまみ;吉江幸子;京谷隆;潮木知良;嶋崎典子
• 通讯作者: 嶋崎典子

公共設備等で使用される床材からの細菌及びウイルスの回収特性の基礎的検討

公共设施等使用的地板材料中细菌、病毒的回收特性的基础研究

• 发表时间: 2022
• 作者: 川崎たまみ;吉江幸子;京谷隆;潮木知良;嶋崎典子
• 通讯作者: 嶋崎典子