ナッジを活用した高年齢者の労働供給に関する研究

基于助推的老年人劳动力供给研究

• 批准号: 21K01553
• 负责人: 國光 類
• 金额: $ 1.66万
• 依托单位: Okayama Shoka University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2021
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2021-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21K01553/
• 关键词: 行動経済学; 労働経済学; ナッジ; 高齢者; 生涯現役; 社会参加; 労働供給; 高年齢者

本研究の目的は、行動経済学の知見を応用した「高年齢者の就業促進」である。高齢者はヒューリスティックを用いやすく、バイアスを受けやすい。高齢期の引退行動を分析し、就業を妨げる心理的バイアスを特定することで、生涯現役に向けたナッジの開発を行う。高齢者の就業は定年制や年金受給、健康などが影響することが知られており、海外の事例とは異なるアプローチを試みる必要がある。研究メンバ-には、心理的要因を考慮した制度設計を研究する者、労働政策の実務経験者、実証研究を行える者が加わっており、エビデンスに基づいた設計を目指す。そして、岡山県瀬戸内市(以下、瀬戸内市)との共同により自治体によるナッジ活用事例を創出する。瀬戸内市は、厚生労働省の事業である「生涯現役促進地域連携事業（令和2年開始分）」を受託し、2020年8月に相談窓口（ゆめワークせとうち）をオープンしている。生涯現役セミナーの開催や職業体験を展開しており、利用者へのアンケートや介入の効果を検証する予定である。具体的には、行動経済学の知見【社会規範、同調効果、損失回避など】を応用し、高齢者の就労を促すメッセージを、高年齢者への郵送調査から明らかにする。対象者は、瀬戸内市に在住する55歳以上の2,000人で、ランダムに送った就労促進メッセージによって相談窓口への来場者数や就労セミナーへの参加にどのような影響が出るかを検証する。そこで得た知見は、高齢者の労働政策のほか、ボランティアなどの社会参加、健康増進や介護予防など、様々な分野に応用が期待できる。

这项研究的目的是通过应用行为经济学知识“促进老年人就业”。老年人更有可能使用启发法，也更容易受到偏见的影响。通过分析老年退休行为并识别阻碍就业的心理偏见，我们将制定推动措施，帮助人们在一生中保持活跃。据了解，老年人就业受退休年龄、养老金待遇、健康等因素影响，有必要尝试与国外不同的做法。研究人员包括研究考虑心理因素的制度设计的人、具有劳动政策实践经验的人以及能够进行实证研究、旨在基于证据的设计的人。我们将与冈山县濑户内市（以下简称濑户内市）合作，创建地方政府如何利用助推的实例。濑户内市根据与厚生劳动省的“促进终身积极工作的地区合作项目（2020年开始）”的合同，于2020年8月开设了咨询处（Yume Work Setouchi）。我们正在举办终身活跃的研讨会并提供工作经验，我们计划与用户进行调查并验证我们干预措施的有效性。具体来说，我们将应用行为经济学的知识（社会规范、从众效应、损失厌恶等），通过对老年人的邮件调查来识别鼓励老年人工作的信息。目标受众为居住在濑户内市的 2000 名 55 岁及以上人士，目的是验证随机发送的就业促进信息对咨询中心访客数量和就业研讨会参与人数的影响。所获得的知识有望应用于多种领域，包括老年人的劳动政策、志愿服务等社会参与、健康促进和护理预防。