イギリス中世・ルネサンス演劇の音楽機能分析のための新体系構築

英国中世纪和文艺复兴时期戏剧音乐功能分析新体系的构建

基本信息

批准号：
21K00224
负责人：
冨村憲貴
金额：
$ 1.25万
依托单位：
Kumamoto University (2022)Kure National College of Technology (2021)
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究では，イギリスの中世からエリザベス朝までの演劇作品において，音楽がどのように使用され，戯曲中でいかなる役割を果たしてきたかを分析するための，新たな枠組みを作ることを目指す。広範囲の時代にまたがる演劇作品の音楽使用の例を，一貫した基準で分類することで，演劇における音楽使用を通時的視点から考察し，その特徴を明確にすることを企図している。2022年度は，中世の宗教劇に続いて現れた，16世紀インタールード作品中の音楽使用例の収集と分析を行った。前年度に実施した，中世の宗教劇からの音楽使用例の収集と分析をもとに，音楽機能の分類モデルを改訂しており，インタールード作品に見られる音楽の機能がこの分類モデルの範疇に入るか，あるいは新たな機能カテゴリーが必要かを検討した。今年度分析を行ったのは，John Heywoodなどによる16世紀前半の作品であるが，現段階で収集した音楽使用例については，すでに設定した機能分類の枠組みに収まるものであった。特に，登場人物達が娯楽として合唱する場面には，中世の宗教劇やシェイクスピアの戯曲との共通点が観察された。よって，これらのインタールード作品については，中世の宗教劇やエリザベス朝演劇のうち，すでに分析を終えた戯曲群と同一基準で数量的に比較をすることが可能となった。とはいえ，現段階では，分析を終えた作品はインタールードのうちごく一部に留まっている。インタールードにおける音楽使用の特徴をさらに包括的に把握するため，対象作品を広げていく予定である。

这项研究旨在创建一个新的框架来分析音乐如何使用以及它在英国中世纪至伊丽莎白时代的戏剧作品中发挥的作用。通过使用一致的标准对跨越不同时代的戏剧作品中音乐的使用实例进行分类，我们的目的是从历时的角度审视戏剧中音乐的使用并阐明其特征。 2022年，我们收集并分析了16世纪中世纪宗教戏剧之后出现的插曲作品中音乐的使用实例。根据上年对中世纪宗教剧音乐运用实例的收集和分析，我们修订了音乐功能的分类模型，插曲作品中出现的音乐功能属于该分类模型的范畴我们考虑是否应该将其包括在内，或者是否需要一个新的功能类别。今年的分析是针对约翰·海伍德等人16世纪上半叶的作品进行的，现阶段收集到的音乐使用例子符合已经建立的功能分类的框架。尤其是人物合唱娱乐的场景与中世纪宗教戏剧和莎士比亚戏剧有相似之处。因此，现在可以将这些间奏作品与已经分析过的中世纪宗教戏剧和伊丽莎白时代戏剧进行定量比较。然而，现阶段只分析了 Interlude 的一小部分。为了更全面地了解间奏曲的音乐运用特点，我们计划扩大涵盖的作品范围。