動作同期による社会的絆形成の神経基盤：齧歯類を用いた検討

通过运动同步形成社会纽带的神经基础：利用啮齿类动物进行的研究

基本信息

批准号：
21J40080
负责人：
勝野吏子
金额：
$ 2.58万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-28 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21J40080/
关键词：
動作同期コミュニケーションラット社会認知

项目摘要

本研究課題の目的は、ラットを対象として個体間での動作同期が社会的絆の形成に及ぼす影響を明らかにすることであった。今年度は個体間同期、および共同行為課題の実験を実施し、学会発表を行った。さらに、動作同期の基本的な能力に関する論文を投稿し、学術誌に受理された。個体間同期の実験では、まずラットに対して個別に一定の範囲のテンポでノーズポークを行う課題を訓練した。2個体がワイヤメッシュ越しに互いに視認し、隣り合って課題を行える装置を用いて、ノーズポーク動作獲得後に以下の課題を実施した。そのまま単独で課題を行う条件、2個体で隣り合って同時に課題を行う条件、および隣り合って交互に課題を行う条件を実施した。この課題中に、連続してノーズポークを行う際のテンポを記録した。収集したデータをもとに、相手と隣り合って課題を行う場合に、単独で課題を行う場合よりもノーズポークのテンポが2個体間で収束するのかを今後検討する。また、記録した映像と快情動に関する超音波発声から、動作同期が他個体との関係に及ぼす影響を検討する。また、協力行動のような共通の目的のために相手と役割を分担する課題において、他個体との親近性が役割分担に及ぼす影響を検討した。その結果、同居個体間では非同居個体間よりも、相手の課題を共有することに由来する誤答が多いことが示された。同居個体間では課題共有時に相手に注目する度合いが高いことを示唆する。これらの成果に関して国内学会で発表を行った。

该研究项目的目的是阐明个体间运动同步对大鼠社会纽带形成的影响。今年，我们进行了个体间同步和联合行动任务的实验，并在学术会议上做了报告。此外，他还提交了一篇关于运动同步基本能力的论文，被学术期刊接收。在个体间同步实验中，首先训练大鼠在一定范围内以固定节奏执行戳鼻子任务。使用允许两个人通过金属丝网看到对方并相邻执行任务的设备，在获取鼻叉运动后执行以下任务。我们设置了受试者单独执行任务的条件、两个人同时并排执行任务的条件以及受试者彼此相邻成对执行任务的条件。在这项任务中，连续戳鼻子的节奏被记录下来。根据收集到的数据，我们将在未来研究两个人并排执行任务时的鼻子节奏是否与单独执行任务时的一致。我们还将使用记录的图像和与愉悦情绪相关的超声波发声来检查运动同步对与其他个体的关系的影响。此外，我们还研究了与其他个体的熟悉程度对任务中角色共享的影响，在这些任务中，动物为了共同的目的而与他人共享角色，例如合作行为。结果表明，在同居者中，与非同居者相比，由于分担伴侣的任务而导致的错误答案更多。这表明生活在一起的个体在分担任务时往往会更加关注彼此。我们在国内的一次学术会议上展示了这些成果。