園城寺所蔵中世天台関係聖教の調査による天台談義書ネットワークの解明

通过调查温成寺保存的中世纪天台相关圣典来阐明天台经论书籍网络

基本信息

批准号：
22K00299
负责人：
渡辺麻里子
金额：
$ 2.58万
依托单位：
Taisho University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2022
资助国家：
日本
起止时间：
2022-04-01 至 2026-03-31
项目状态：
未结题

项目摘要

初年度の2022年度は、園城寺所蔵天台関係聖教のうち、特に法明院所蔵聖教についての調査を実施した。法明院本は現在、大津市歴史博物館に寄託されているため、本課題の調査においては、園城寺における所蔵本の調査と大津市歴史博物館における調査とを並行して行っている。園城寺における法明院本調査は計画通り順調に進んだ。一方、大津市歴史博物館での調査については、法明院本の点数が大変多いため、来年以降も引き続き継続して進める。調査の過程で、中世の三井寺を解明できる資料も見つかり、調査撮影の上、精査研究が必要である。園城寺所蔵本の比較検討のために、叡山文庫の調査も行った。叡山文庫においても、園城寺関係資料を見いだすことができた。また日蓮宗の総本山身延山久遠寺の身延文庫における聖教調査も実施した。身延の学僧は中世において盛んに園城寺に遊学しているため、現在の園城寺では失われた聖教の転写本が所蔵されている場合が多くある。今年度の調査においても、園城寺における学問がうかがえる資料を調査することができた。その結果については、天台宗教学大会において学会発表をして成果報告を行った。身延山久遠寺にはまだ多くの園城寺関係資料が所蔵されているため、次年度以降も継続して調査を実施する予定である。今年度の研究の成果として、西教寺文庫の調査を行ったことが挙げられる。天台真盛宗の総本山西教寺にも、園城寺関係資料や天台談義資料が所蔵されていて、この度、調査の許可を得ることができて調査を開始した。調査の結果、予想以上に園城寺関係資料を有することが判明して多くの成果を得た。今年度で調査を終了できず、次年度以降も継続調査することとした。

第一年，即2022年，我们对温成寺，特别是法明院所藏的天台相关圣典进行了调查。法明院书籍目前存放在大津市历史博物馆，因此在研究这个课题时，我们正在对温成寺和大津市历史博物馆收藏的书籍进行并行调查。温城寺法明院主体调查工作按计划顺利进行。另一方面，由于法明院书籍的数量非常多，大津市历史博物馆的调查将从明年开始继续进行。在研究过程中，发现了一些可以揭示中世纪三井寺的材料，需要对其进行拍照和进一步研究。为了比较和研究圆城寺所藏书籍，我们还对睿山文库进行了调查。我们还在睿山文库中找到了与圆城寺相关的资料。我们还对日莲宗总寺身延山久远寺的身延文库进行了宗教调查。由于身延博学的僧侣在中世纪时期经常访问圆成寺，因此如今圆成寺中保存着许多失传的神圣教义。在今年的调查中，我们找到了有关温成寺奖学金的资料。研究结果在学术会议上发表，并在天台宗教研究会议上进行了报告。由于身延山久远寺仍藏有许多与圆城寺相关的资料，我们计划明年及以后继续进行调查。今年研究的成果之一是对西京寺图书馆的调查。天台真圣宗的总寺院西教寺也有与温城寺相关的资料和天台教的话语资料，我们得到了调查许可并开始了调查。调查结果发现，与温成寺有关的资料比预想的要多，而且取得了很多成果。今年调查未能完成，决定从明年起继续调查。