うつ病の症状の多様性に着目した認知行動療法の治療効果と作用機序の解明
阐明认知行为疗法的治疗效果和作用机制,重点关注抑郁症症状的多样性
基本信息
- 批准号:16J11293
- 负责人:
- 金额:$ 1.22万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
- 财政年份:2016
- 资助国家:日本
- 起止时间:2016-04-22 至 2018-03-31
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
本研究では、質問紙調査、プログラム評価研究を用いて、認知行動療法がどのように抑うつ症状の改善をもたらすかについての一連の研究に取り組んだ。まず、128名の大学生を対象に、認知的要因(非機能的態度:抑うつを引き起こすネガティブな考え方)と行動的要因(報酬知覚:快事象を経験する程度)が抑うつ気分や興味・喜びの喪失とどのような関係性を示すのかを検討した。その結果、報酬知覚が少ない大学生ほど、抑うつ気分や興味・喜びの喪失が強いこと、非機能的態度は報酬知覚が少ない場合にのみ抑うつ気分を強めることが明らかになった。次に、102名のうつ病患者を対象に、報酬知覚の少なさが抑うつ気分や興味・喜びの喪失を強めるという関係性に対して、目標に向かう活動がどのように影響しているのかを検討した。その結果、目標に向かう活動が報酬知覚を良好にし、興味・喜びの喪失を緩和させていることが明らかとなった。上述の研究成果に基づき、うつ病の認知行動療法の構成要素の中でも、行動的要因に着目した方法である行動活性化による抑うつ症状に対する作用機序を明らかにするために、4セッションで実施できる集団行動活性化を開発した。55名のうつ病患者に行動活性化を実施し、抑うつ症状(抑うつ気分、興味・喜びの喪失)、行動的要因(目標に向かう活動、報酬知覚)を実施前後で測定した。包括基準に合致した27名を対象とした分析の結果、各変数が実施後に改善し、興味・喜びの喪失の改善に対して目標に向かう活動や報酬知覚の改善の程度が影響していた。したがって、認知行動療法の構成要素の中でも、行動活性化は、興味・喜びの喪失に対して有効な技法であり、その背景理論に基づく作用機序を経ることが科学的に初めて実証された。今後、うつ病の症状の中でも、興味・喜びの喪失の改善を標的とした場合に、行動活性化を適応できるという点を明らかにできたことが意義深い。
在这项研究中,我们通过问卷调查和项目评估研究,对认知行为疗法如何改善抑郁症状进行了一系列研究。首先,在一项针对 128 名大学生的研究中,认知因素(非功能性态度:导致抑郁的消极思维)和行为因素(奖励感知:一个人经历愉快事件的程度)与抑郁情绪和兴趣丧失有关。我们考虑了这表明了什么样的关系。结果显示,奖励感知较低的大学生更有可能经历抑郁情绪和失去兴趣/快乐,而当感知奖励较低时,非功能性态度只会增加抑郁情绪。接下来,我们在 102 名抑郁症患者中研究了目标导向的活动如何影响低奖励感知与抑郁情绪增加以及兴趣和快乐丧失之间的关系。结果表明,以目标为导向的活动可以改善奖励感知并减轻兴趣和快乐的损失。基于上述研究结果,为了阐明行为激活对抑郁症状的作用机制,这是一种在抑郁症认知行为治疗的组成部分中关注行为因素的方法,该方法可以分四个阶段进行:开展了集体行动激活活动。对 55 名抑郁症患者进行行为激活,并测量激活前后的抑郁症状(情绪抑郁、兴趣和快乐丧失)和行为因素(目标导向的活动、奖励感知)。对 27 名符合纳入标准的人进行的分析表明,每个变量在实施后都有所改善,目标导向活动和奖励感知的改善程度影响了兴趣和快乐丧失的改善程度。因此,在认知行为疗法的组成部分中,行为激活是治疗兴趣和愉悦感丧失的有效技术,并且首次科学证明其作用机制是基于其背景理论。未来,重要的是我们能够证明行为激活可以应用于改善抑郁症症状中的兴趣和快乐丧失。
项目成果
期刊论文数量(0)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
メタアナリシスを用いた行動活性化法における行動的要因の改善効果の検証
使用荟萃分析验证行为激活方法中行为因素的改善效果
- DOI:
- 发表时间:2018
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:青木俊太郎・岩野 卓・高垣耕企・高野裕太・坂野雄二
- 通讯作者:青木俊太郎・岩野 卓・高垣耕企・高野裕太・坂野雄二
Differences between behavioral characteristics of current and remitted depression.
当前抑郁症和缓解后抑郁症的行为特征之间的差异。
- DOI:
- 发表时间:2016
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:Aoki; S.; Horiuchi; S.; Doi; S.; Kawamura; A.; Umeno; R.; & Sakano; Y.
- 通讯作者:Y.
不安は抑うつに対する行動活性化の治療効果を阻害するか
焦虑是否会抑制行为激活对抑郁症的治疗效果?
- DOI:
- 发表时间:2017
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:青木俊太郎・髙垣耕企・大山麻果・北川信樹・福原祐佳子・佐々木竜二・藤田雅彦・坂野雄二
- 通讯作者:青木俊太郎・髙垣耕企・大山麻果・北川信樹・福原祐佳子・佐々木竜二・藤田雅彦・坂野雄二
行動活性化のアセスメントを臨床現場で上手に活用するために
在临床环境中有效利用行为激活评估
- DOI:
- 发表时间:2016
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:青木俊太郎・高垣耕企(座長)山本竜也・土井理美・首藤祐介・竹林由武(話題提供)熊野宏昭(指定討論)
- 通讯作者:青木俊太郎・高垣耕企(座長)山本竜也・土井理美・首藤祐介・竹林由武(話題提供)熊野宏昭(指定討論)
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