古人骨ＤＮＡ分析による縄文－弥生混血の検証

通过古人骨DNA分析验证绳文-弥生混血

基本信息

批准号：
13F03078
负责人：
太田博樹
金额：
$ 1.47万
依托单位：
Kitasato University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2013
资助国家：
日本
起止时间：
2013-04-01 至 2015-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

【研究の目的】本研究のテーマ「縄文人と弥生人の混血を検証」は埴原和郎が1991年に提唱した『日本人形成の二重構造モデル』の主要部分を占める。約1万2千年前、日本列島全体には狩猟採集民・縄文人が住んでいた、一方、2千数百年前に現れた弥生人は水田稲作民で、東アジア大陸からの移住者（=渡来民）と考えられている。そして弥生～古墳時代、在地系縄文人と渡来系弥生人の混血が進行したとされる。本研究で検証すべきは渡来系弥生人の遺伝的貢献がどの程度であったかである。埴原は遺跡数から推定される人口増加を説明するために、非常に多くの渡来民が日本列島へやってきたと考えた。しかし、水田農耕の技術力を背景に渡来民の人口増加率が急速であった可能性もある。渡来系弥生人の遺伝的貢献度を定量的に分析するには、古墳時代人の人骨のDNAを調べるのが最も有効だ。そこでライアン・シュミットは古人骨DNA分析に着手した。【研究実施計画】古い人骨からのDNA抽出は技術的困難が伴うため、まず最初に１つの細胞あたりの分子量が多いミトコンドリア・ゲノム（mtDNA）の分析に取り組んだ。茨城県ひたちなか市・十五郎穴横穴群遺跡から出土した人骨７検体（８～９世紀）および群馬県渋川市・金井東裏遺跡から出土した人骨２検体（６世紀初頭）を分析対象とした。これらを物理的に粉砕した上、DNAの抽出・精製をし、mtDNA D-loop 領域119bp断片を増幅するプライマーをもちいてPCRを行った。その結果、全ての試料で増幅に成功した。続いて、この増幅断片にオーバーラップする別のプライマーセットをもちいてさらなるPCR増幅を行った。その結果、D-loop領域のほぼ全体をカバーすることに成功した。これらのうち残存DNA量が十分なものについて次世代シークエンサーで分析を行うためのライブラリーを作成した。

[研究目的] 本研究的主题“考察绳文人和弥生人的杂交”是羽原一夫于1991年提出的“日本形成的二元结构模型”的主要部分。大约12000年前，整个日本列岛居住着狩猎采集者和绳文人，而2000年前出现的弥生人是从东亚大陆迁徙过来的稻农（=移民）。据说从弥生时代到古坟时代，当地绳文人与外来弥生人之间的杂交不断发展。这项研究应该考察的是弥生移民的遗传贡献程度。为了解释从遗迹数量推算出的人口增长，羽原认为大量移民来到了日本列岛。然而，移民的人口增长率之所以如此之快，可能是因为他们拥有水稻种植技术。定量分析弥生人的遗传贡献的最有效方法是检查古坟时代人类骨骼的 DNA。于是瑞安·施密特开始分析古代人类骨骼 DNA。【研究实施计划】由于从老年人骨骼中提取DNA在技术上存在困难，我们首先重点分析线粒体基因组（mtDNA），它的每个细胞的分子量很大。对茨城县常陆那珂市十五罗穴横穴群遗址出土的7件人骨标本（8～9世纪）和群马县涩川市金井土浦遗址出土的2件人骨标本（6世纪初期）进行了分析。将其物理粉碎后，提取并纯化 DNA，并使用扩增 mtDNA D 环区域 119 bp 片段的引物进行 PCR。结果，所有样品均被成功扩增。随后，使用与该扩增片段重叠的另一引物组进行进一步的PCR扩增。结果，我们成功覆盖了几乎整个D环区域。其中，我们为那些有足够数量剩余 DNA 的人创建了一个库，以便使用下一代测序仪进行分析。

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

Book review. Native American DNA: Tribal belonging and the false promise of genetic science by Kim TallBear

书评。

DOI：
发表时间：
2015
期刊：
American Anthropologist
影响因子：
3.5
作者：
Kim JW;lsobe T;Muto M;Tue NM;Katsura K;Malarvannan G;Sudaryanto A;Chang KH;Prudente M. Viet PH. Takahashi S;Tanabe S.;Schmidt RW
通讯作者：
Schmidt RW

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