無線通信マルチホップネットワークにおけるボトムアップ型解析手法の開発

无线通信多跳网络自下而上分析方法的发展

基本信息

批准号：
13J06261
负责人：
眞田耕輔
金额：
$ 1.73万
依托单位：
Chiba University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2013
资助国家：
日本
起止时间：
2013-04-01 至 2016-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

今年度は, 無線マルチホップネットワークにおけるボトムアップ型解析手法の開発において, 昨年度まで得られたMAC層のモデル化を用いてネットワーク層およびトランスポート層のモデル化まで発展させ, その成果を論文誌, 国際会議, 国内研究会に発表を行った．今年度の補助金は, 計算用計算機, ネットワーク実験における実験消耗品, 論文誌への掲載, 主に国内/海外発表のための旅費に当てられた．直線上のネットワークトポロジにおけるスループットおよび遅延解析では, 片方向直線状無線マルチホップネットワークにおいて任意のホップ数における遅延解析手法を確立した. 送信フレーム長の長いときに遅延の解析結果とシミュレーション結果に誤差が生じるという問題に対して,個々の端末のMAC層の動作を詳細にモデル化し, 個々の動作のモデルの結合により上記の問題を解決できることを示した. これらの成果は, スループットおよび遅延解析の両面においてボトムアップ的なアプローチの有効性を示している.TCPトラフィックの解析として, これまで得られた解析モデルを基にフローのトラフィックの非対称性を考慮した解析モデルを確立した. 最も単純なネットワークトポロジににおいてフレーム長およびトラフィックが異なるネットワークにおけるスループット解析手法を確立した. これらの成果は現在論文投稿準備中であり, TCPトラフィックフローの解析においても, ボトムアップ的なアプローチの有効性を示唆している.ボトムアップ型解析手法を基にすることで, 無線マルチホップホップネットワークにおける様々な解析へと発展させることができ, 本研究で得られた成果は, 今後無線マルチホップネットワークの解析として重要な役割を担うことを示唆している.

本财年，在开发无线多跳网络自下而上的分析方法时，我们将使用去年获得的MAC层建模来对网络层和传输层进行建模，并将结果发表在期刊上，Presented在国际会议和国内研究小组中。今年的资助主要用于计算计算机、网络实验的实验耗材、期刊发表论文以及国内外演讲的旅费。在分析线性网络拓扑中的吞吐量和延迟时，我们建立了单向线性无线多跳网络中任意跳数的延迟分析方法。当传输帧长度较长时，延迟分析结果之间存在误差我们证明了通过对每个终端的 MAC 层的行为进行详细建模并结合各个行为的模型可以解决上述问题。这说明了自下而上的方法在吞吐量和延迟分析方面的有效性。对于TCP流量分析，我们在目前建立的分析模型的基础上建立了考虑流量不对称性的分析模型。最简单网络拓扑中具有不同帧长度和流量的网络的吞吐量分析方法这些结果目前正在准备在论文中发表，我们还开发了一种分析 TCP 流量的方法。这表明了自下而上方法的有效性。基于自下而上分析方法，可以在无线多跳网络中开展各种分析，并且本研究中获得的结果表明它将发挥重要作用在未来无线多跳网络的分析中。