燃焼排ガス中からの有害ガスと粉塵の経済的同時除去技術の開発

开发同时去除燃烧废气中有害气体和粉尘的经济技术

• 批准号: 08680599
• 负责人: 古内 正美
• 金额: $ 1.41万
• 依托单位: Kanazawa University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 1996
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1996 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-08680599/
• 关键词: ゴミ焼却ガス; 粉塵; 消石灰; 乾式; 反応機構; 再利用

本研究では、燃焼排ガス中からHCl、SOxなどの有害ガスと粉塵の経済的同時除去するための技術を開発することを目的として、某市で現在稼働中のゴミ焼却排ガスを用いて、異なる性状の消石灰の反応率測定し、消石灰のHClガス除去機構について考察した。予め一定量の消石灰を堆積させた濾紙を内部に設置したガラス製反応管を焼却炉下流の煙道中に設置して、排ガスを一定流量で吸引させることで、排ガス中のHClと消石灰を反応させた。煙道中の粒子濃度をエアロゾル濃度測定器で測定した。ガス吸引箇所におけるHCl濃度は役260ppm,水分約20%、反応温度は195-200℃であった。試料粒子として、成分がほぼ同様(CaO含有量が約73%)であるが、製法が異なるため比表面積に約3倍の差がある2種類の消石灰を用いた。反応終了後、消石灰を水中に溶解させてイオンメータとイオンクロマトグラフィーによりCa2+とCl-の濃度を測定することから、各条件の反応率を決定した。また、殻状モデルを用いた反応形態の理論的な考察を行った。これらの検討の結果、以下の結果を得た。1)実験に用いた2種類の消石灰の反応率は0.36(比表面積大)と0.16であり、反応率が粒子の比表面積及び細孔構造に影響されるものと考えられる。2)消石灰とHClの反応は、反応初期においては生成物層内拡散律速に支配されるものと考えられる。3)反応した消石灰を粉砕して未反応部分を表面に出すことにより再利用の可能性があると考えられる。

在本研究中，为了开发一种经济地同时去除燃烧废气中的粉尘和HCl和SOx等有害气体的技术，我们利用某城市目前运行的垃圾焚烧气体来分析不同性质的反应率。对消石灰进行了测定，探讨了消石灰脱除HCl气体的机理。焚烧炉下游烟道中安装有滤纸的玻璃反应管，其上沉积有一定量的熟石灰，以恒定流量吸入烟气，使烟气中的HCl与熟石灰反应。使用气溶胶浓度计测量烟道中的颗粒浓度。吸气点HCl浓度为260ppm，水分约为20%，反应温度为195-200℃。作为样品颗粒，我们使用了两种类型的熟石灰，它们的成分几乎相同（CaO含量约为73%），但由于制造方法不同，比表面积相差约三倍。反应完成后，通过将熟石灰溶解在水中并使用离子计和离子色谱法测量Ca 2+ 和Cl- 的浓度来确定每种条件下的反应速率。我们还使用壳模型对反应模式进行了理论研究。通过这些研究，我们得到了以下结果。 1）实验中使用的两种熟石灰的反应速率分别为0.36（大比表面积）和0.16，认为反应速率受颗粒比表面积和孔结构的影响。 2) 熟石灰和HCl之间的反应被认为在反应初始阶段以产物层内的扩散为主。 3)认为通过将反应后的熟石灰粉碎，将未反应的部分暴露在表面，有可能再利用。

项目成果

金岡千嘉男、古内正美他2名: "都市ごみ焼却排ガス気流中からのHCLガスの除去に関する基礎的研究" 第13回エアロゾル科学・技術研究討論会講演論文集. 113-115 (1996)

Chiyoshi Kanaoka、Masami Furuuchi 等 2 人：“城市垃圾焚烧废气流中 HCL 气体去除的基础研究”第 13 届气溶胶科学技术研究会议论文集 113-115（1996）。