東南アジア熱帯域における半地中性両生類の種多様性形成メカニズムの解明

阐明热带东南亚半地下两栖动物物种多样性形成机制

基本信息

批准号：
22KJ1711
负责人：
福山伊吹
金额：
$ 1.41万
依托单位：
Kyoto University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2023
资助国家：
日本
起止时间：
2023-03-08 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究は東南アジアに広く分布するチョボグチガエル属の種多様化・共存機構を明らかにすることで、熱帯域における両生類の種多様性形成メカニズムの解明を目的とする。まず、1)ボルネオ島で共存する本属の3系統について、体サイズと鳴き声の各形質の変異に着目し、系統間の繁殖的形質置換の有無を検証する。次に、2)属全体の系統推定を行い、上記の形質の祖先形質復元により、いつどのように共存に重要な形質を獲得し多様化したのかを明らかにし、3)主要な系統について、現在および過去の各系統の生息適地、個体群の拡大縮小の変遷、分散の経路や順序、分岐年代を推定することで、現在の分布パターン形成に至った経緯を明らかにする。本年度は上記の(1)および(2)に取り組んだ。(1)について、新型コロナウイルスの影響で解析を行うのに十分な音声データが得られなかったため、すでに手元にある標本を用いて体サイズの種間比較のみを行った。(2)について、ミトゲノム決定と系統解析、分岐年代推定、体サイズの祖先形質復元を行った。これらの結果から、チョボグチガエル属は中新世に大きく多様化し、各地に分散したこと、複数種が同所的に生息するボルネオ島では中型の祖先からの大型化、小型化が平行的に生じていることが明らかになった。これらの結果を現在投稿論文として準備中である。

这项研究旨在通过揭示在东南亚广泛分布的chlobia属中物种多样性的机制，阐明热带地区两栖动物物种多样性形成的机制。首先，1）我们将检查该属的线之间是否存在任何繁殖性状取代，它们在婆罗洲共存，重点是每个体型中的突变和哭泣的性状。接下来，2）估计整个属，并揭示对共存的何时以及如何通过恢复上述特征的祖先特征而获得和多样化，以及3）估计当前和过去的栖息地，人口量表的变化，种群缩放，分配路径和分配的序列以及分支的变化，以使人们对当前的分配形成了当前的分配模式。今年，我们在上面研究（1）和（2）。关于（1），由于COVID-19的影响，没有足够的音频数据进行分析，因此我们仅使用已经手中的样品比较了体型的种间。（2）进行有丝分裂组的测定和系统发育分析，差异年龄估计和体型祖先性状恢复。这些结果表明，在中新世期间，chlobenia属属已变得显着多样，并且在整个地区分散，并且在婆罗洲，在婆罗洲，多种物种同时生活，中等大小的祖先的大小和大小并行发生。这些结果目前正在作为提交文件准备。