鳥類における卵表面の微細構造と脂質による被覆が適応度に及ぼす影響の包括的評価

蛋表面微结构和脂质涂层对禽类健康影响的综合评价

• 批准号: 22K06395
• 负责人: 松井 晋
• 金额: $ 1.83万
• 依托单位: Tokai University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22K06395/
• 关键词: 尾脂腺成分; 抱卵行動; 雌雄差; 尾脂腺分泌物; 卵表面構造

私達の研究室では、細菌などの微生物から胚を守る最初の防御機構となる鳥類の卵表面の撥水性や脂質による卵表面の被覆の機能を統合的に理解することをめざす研究に取り組んでいる。これまでの研究では、薄層クロマトグラフィーによってシジュウカラの卵表面から尾脂腺（鳥類の尾の付け根にある分泌腺）に由来すると考えられる脂質が検出されている。鳥類の尾脂腺分泌物は、羽毛における撥水性や抗菌作用を検証した研究が多く、卵表面における尾脂腺分泌物の機能はほとんど明らかになっていない。シジュウカラのようにメス親のみが卵を温めるような鳥類種では、メス親の尾脂腺分泌物は抱卵の際に卵表面に移行する可能性がある。一方で卵を温めない雄親は卵と接触しないため、オス親の尾脂腺分泌物が卵表面に移行する可能性が低い。このため繁殖期の尾脂腺分泌物のもつ機能には雌雄差があると予想した。そこで2022年の繁殖期に雌雄のシジュウカラから尾脂腺分泌物を採取し、その成分をガスクロマトグラフィーで分析した。その結果、シジュウカラの尾脂腺分泌物には雌雄差があることが示唆された。また、2022年には30分に1回の頻度で巣箱内を長期間撮影することができるインターバルカメラを装着した巣箱を設置した。そして、それらの巣箱を利用して営巣したシジュウカラについて、巣作りの進行、卵数、雛数、さらに造巣期、産卵期、抱卵期、巣内育雛期に親鳥が巣に滞在する割合等を調べることで、造巣からヒナの巣立ちまでのシジュウカラの詳細な繁殖行動を記録することができた。

在我们的实验室中，我们正在进行研究，旨在全面了解禽蛋表面的防水功能和蛋表面脂质涂层的功能，这是保护胚胎免受细菌等微生物侵害的第一个防御机制。 。先前的研究使用薄层色谱法检测到了大山雀蛋表面的脂质，这些脂质被认为源自大山雀蛋表面的尾部皮脂腺（鸟类尾巴底部的分泌腺）。许多研究都考察了鸟尾皮脂腺分泌物对羽毛的防水和抗菌作用，但尾部皮脂腺分泌物对蛋表面的功能尚不清楚。在大山雀等鸟类中，只有母本孵化蛋，母本的尾腺分泌物可能在孵化过程中转移到蛋表面。另一方面，不孵化卵的父本不与卵接触，因此父本尾部皮脂腺的分泌物转移到卵表面的可能性较低。因此，我们预计在繁殖季节雄性和雌性尾部皮脂腺分泌功能会存在差异。因此，在2022年繁殖季节，我们收集了雄性和雌性山雀的尾部皮脂腺分泌物，并利用气相色谱分析了其成分。结果表明，雄性和雌性尾部皮脂腺的分泌存在差异。此外，在2022年，我们将安装一个配备间隔相机的蜂巢，可以每30分钟一次长时间拍摄蜂巢内部的照片。对于使用这些巢箱筑巢的大山雀，我们调查了筑巢进度、产蛋数量、雏鸟数量以及在筑巢、产蛋、孵化和孵化过程中父母留在巢中的百分比。通过这项研究，他们能够记录大山雀从筑巢到雏鸟长出羽毛的详细繁殖行为。

项目成果

鳥類の卵殻表面の覆う脂質の由来

覆盖鸟蛋壳表面的脂质的起源

• 发表时间: 2023
• 作者: 佐川南美;佐藤敦;松井晋
• 通讯作者: 松井晋