技術革新をもたらす発明者間の相互作用と知識溢出に関する実証分析

发明人互动与知识溢出带来技术创新的实证分析

• 批准号: 22K01442
• 负责人: 中嶋 亮
• 金额: $ 2.66万
• 依托单位: Keio University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22K01442/
• 关键词: イノベーション; 特許発明; 知識波及; 知識の波及; 技術革新; 特許

本研究課題の目的は技術革新に影響を与える発明者間の局所的相互作用を定量的に明らかにすることである。具体的には、米国・欧州特許庁が提供する特許書誌情報を利用して、スター発明家が近接地域のイノベーション創発に与える影響を知識溢出効果として精確に測定することを試みることである。令和４年度は研究遂行の第一段階を実施した。具体的には、(1) 米国特許庁および欧州特許庁が公表しているデジタル化された特許書誌データを利用して２０世紀後半から２１世紀初頭の期間の各年を対象に上位特許発明家を特定し、その居住地履歴の詳細なデータベースを作成した。(2) さらに米国および欧州各国それぞれの通勤圏に居住する発明家の特許数を発明家の生産性ランクごとに集計してイノベーション活動の時間的・地理的分布も把握した。(3) さらににNBER およびOECD が提供するTax Calculator を利用して米国および欧州各通勤圏住民の所得階層ごとの平均および限界税率を求め特許データと関づけた。以上で構築されたデータベースをもとに予備的な実証分析として、特許書誌データから構築した居住地履歴データを発明家の居住地選択行動モデルに適用して上位5%発明家の各通勤圏間の移住確率の推定を実施した。手法としては二元配置固定効果を含む多項ロジットモデルを援用し、上位5%発明家がある期間tに通勤圏間を移住する確率を最尤推定により計算した。これらはすでにMoretti and Wilson (2017)が実施した推定であるが、我々のデータを利用しても米国のトップ発明家は個人所得税率が低い州に移動する傾向が明らかにされている。これらは次年度以降に知識溢出効果の因果推定分析を実施する際の前提が満たされていることが実証的にも確認されたことになる。

该研究项目的目的是定量阐明影响技术创新的发明人之间的本地互动。具体来说，我们将利用美国和欧洲专利局提供的专利书目信息，尝试准确衡量明星发明家对附近地区创新出现的影响力，即知识溢出效应。 2020财年进行了第一阶段的研究。具体来说，（1）我们利用美国专利局和欧洲专利局公布的数字化专利书目数据，识别出20世纪末至21世纪初每年的顶级专利发明人，并创建了其居住地的详细数据库；历史。 (2)此外，我们按照发明人生产力排名汇总了居住在美国和欧洲国家通勤地区的发明人的专利数量，以了解创新活动的时间和地理分布。 （3）此外，利用NBER和OECD提供的税收计算器，我们确定了美国和欧洲每个通勤地区居民每个收入组的平均税率和边际税率，并将其与专利数据相关联。作为基于上述构建的数据库的初步实证分析，我们将根据专利书目数据构建的居住地点历史数据应用于发明人的居住地点选择行为模型，并计算出前5%的发明​​人的每个通勤区域之间的距离我们对迁移的概率进行了估计。使用具有双向固定效应的多项logit模型，我们使用最大似然估计来计算在特定时间段t内，前5%的发明​​家在通勤区域之间迁移的概率。 Moretti 和 Wilson (2017) 已经进行了这些估计，但我们的数据还显示，美国的顶级发明家往往会搬到个人所得税率较低的州。这意味着，经实证证实，满足下一财年及以后进行知识溢出效应因果估计分析的前提。