弥生・古墳時代の辰砂および朱の四種硫黄同位体分析

弥生和古坟时期朱砂和朱砂的四种硫同位素分析

• 批准号: 22K01000
• 负责人: 斎藤 誠史
• 金额: $ 2.66万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22K01000/
• 关键词: 辰砂; 四種硫黄同位体比; 朱; 硫黄同位体比

辰砂を粉末化してできる朱は縄文時代から顔料として使われてきた。硫黄には、四種の安定同位体（32S、33S、34S、および36S）が存在する。これまで遺跡や墳墓から出土する朱の産地の推定は、存在度が高い32Sと34Sの同位体比に基づいて行われてきた。本課題では、弥生・古墳時代の墳墓から出土した朱、および当時採掘が行われていたと考えられる日本と中国の鉱山から採集された辰砂の四種硫黄同位体分析を行う。初年度は、日中の鉱山から採集された辰砂、および弥生時代後期の墳墓から出土した朱について、硫黄同位体分析用の前処理を行った。粉末化した資料をクロム溶液と反応させて、硫化亜鉛として回収した。さらにこれを硝酸銀溶液と反応させて純化し、硫化銀として回収した。また辰砂を含む一部の岩石試料について薄片を作成し、辰砂結晶の産状を観察・記載した。

朱砂是由朱砂粉末制成的，自绳文时代起就被用作颜料。硫有四种稳定同位素：32S、33S、34S 和 36S。迄今为止，从废墟和墓葬中出土的朱砂的来源都是根据32S和34S的同位素比值来推测的，而32S和34S的同位素比值非常丰富。在本项目中，我们将对从弥生时代和古坟时代的坟墓中出土的朱砂，以及从当时可能进行开采的日本和中国的矿山中收集的朱砂进行四种硫同位素分析。第一年，对白天从矿山采集的朱砂和从弥生时代晚期的坟墓中出土的朱砂进行了预处理，用于硫同位素分析。粉末状材料与铬溶液反应并以硫化锌的形式回收。通过与硝酸银溶液反应进一步纯化并以硫化银的形式回收。我们还制备了一些含有朱砂的岩石样品的薄片，并观察和描述了朱砂晶体的产状。