非金銭的インセンティブによる地域課題解決のためのシステムデザインの検証

使用非货币激励解决地区问题的系统设计验证

基本信息

批准号：
21K12554
负责人：
塩津ゆりか
金额：
$ 2.33万
依托单位：
Kyoto Sangyo University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

2021年度フィールド実験のデータを分析した結果、経済的価値がないポイントを使って非匿名でポイントを寄付する場合、時間が経過すると寄付は起こりにくくなることがわかった。すなわち、ゲーミフィケーションのメカニズムのうち、個人の利他主義に基づき、寄付やチャリティといったメカニズムでは、たとえポイントに経済的価値がなくても地域での活動率向上に寄与しないと考えられる。この原因として、匿名性が担保されていないことが考えられる。よって、時間経過によらず、地域内でコミュニケーションを活性化させるためには、匿名性の担保や別のゲーミフィケーションのメカニズムが必要であることが明らかとなった。この成果は国際学会で報告した。（HCII2022、SICE2022)これまでのフィールド実験の結果を考慮して個人の年齢や性別、性格、地域内での他者とのコミュニケーション活動実施率（以下、活動率と表記）をシミュレーションモデルに実装した結果、活動率が50％以下となると、シミュレーションモデルが発散し、活動率が70％以上になると定常状態に到達することが示された。この成果は国際学会と国内学会で報告した。（SICE2022、知能シンポ2023）これらの研究成果から、ゲーミフィケーションのメカニズムのうち、利他主義に基づく寄付は非匿名では実行されにくく匿名化の必要があること、地域での活動率向上には寄付以外のメカニズムの試用が示唆された。さらに活動率は70％以上が必要であることも明らかとなった。

通过分析 2021 年现场实验的数据，我们发现，当使用没有经济价值的积分进行非匿名捐赠时，随着时间的推移，捐赠的可能性会变得越来越小。换句话说，在游戏化的机制中，基于个人利他主义的捐赠、慈善等机制，即使积分没有经济价值，也不被认为有助于提高社区的活跃度。造成这种情况的一个可能原因是无法保证匿名性。因此，很明显，无论时间如何流逝，匿名和其他游戏化机制对于重振区域内的交流都是必要的。这一结果在国际学术会议上报告。（HCII2022，SICE2022）考虑到之前的现场实验结果，我们将个体的年龄、性别、性格以及与该地区其他人的交流活动率（以下简称活动率）实施到模拟模型中，结果显示。当活动率低于50%时，仿真模型出现发散，当活动率高于70%时，仿真模型达到稳定状态。这些成果在国际和国内会议上都有报道。（SICE2022，Intelligent Symposium 2023）从这些研究结果来看，在游戏化的机制中，基于利他主义的捐赠很难非匿名地进行，需要使用其他机制。此外，还明确了需要70%以上的活性率。

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

Multi Agent Simulation構築のためのSense of Coherenceの有用性の検討

检查连贯感对于构建多智能体模拟的有用性

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
計測自動制御学会システム・情報部門SSI2021論文集
影响因子：
0
作者：
Hiromu Aso;Yuto Ohara;Yurika Shiozu;Katsuhiko Yonezaki;Ivan Tanev,Katsunori Shimohara;岡本晃太・塩津ゆりか・荒井壮一・麻生大夢・大原有登・下原勝憲
通讯作者：
岡本晃太・塩津ゆりか・荒井壮一・麻生大夢・大原有登・下原勝憲

Examination of Conditions that the Point System Contributes to the Activation of Local Communication

积分系统有助于本地通信激活的条件的检查

DOI：
10.1007/978-3-031-06424-1_9
发表时间：
2022
期刊：
Human Interface and the Management of Information: Visual and Information Design
影响因子：
0
作者：
Shiozu Yurika;Arai Soichi;Aso Hiromu;Ohara Yuto;Shimohara Katsunori
通讯作者：
Shimohara Katsunori

New Development in Individuality-oriented Community System Design

个性化社区系统设计新进展

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
Proceedings of the SICE Annual Conference 2022
影响因子：
0
作者：
Hiromu Aso;Yuto Ohara;Yurika Shiozu;Katsuhiko Yonezaki;Ivan Tanev,Katsunori Shimohara
通讯作者：
Ivan Tanev,Katsunori Shimohara

地域コミュニティにおける個々人の固有性や状況の違いなど臨床性に着目したコミュニティ・システム・デザイン

注重个体独特性、当地社区情况差异等临床方面的社区系统设计