保存電荷高次ゆらぎの時間発展を用いたＱＣＤ物性およびＱＣＤ動的相転移の解明

利用守恒电荷高阶涨落的时间演化来阐明 QCD 物理性质和 QCD 动态相变

基本信息

批准号：
16J01314
负责人：
坂井田美樹
金额：
$ 1.47万
依托单位：
Osaka University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2016
资助国家：
日本
起止时间：
2016-04-22 至 2018-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

今年度は、本研究の具体的な目的の一つである、「1.動的臨界現象の性質を取り込んだ保存電荷ゆらぎの時間発展方程式の構築および、2.観測されるゆらぎに対する臨界点の影響の評価」を行うことに成功した。1.QCD臨界点の近傍では、カイラル相転移の秩序変数であるカイラル凝縮と保存電荷が結合していることが知られている。そこでまず、カイラル凝縮と保存電荷の結合を考慮した上で、臨界点近傍のダイナミクスを時間に依存するギンツブルク・ランダウ方程式で記述した。この方程式はカイラル凝縮と保存電荷に関する非線形連立微分方程式であるが、長波長・長時間の極限を考えると、保存電荷に関する時間発展方程式は結合の項がない通常の確率論的拡散方程式になる。本研究では、議論の簡潔化のために上記の極限を仮定し、保存電荷の時間発展を、臨界点近傍における感受率の増大と拡散係数の減少を考慮した確率論的拡散方程式を用いて記述した。臨界点近傍での感受率や拡散係数の振る舞いは、QCD臨界点が属する動的普遍性クラスに基づいて定めた。2.上記の方程式を用いて、保存電荷ゆらぎの、特にラピディティ幅依存性への臨界点の影響を議論した。この結果、臨界点近傍を通過する場合には、ゆらぎのラピディティ幅依存性に非単調な振る舞いが現れることがわかった。この非単調な振る舞いは、保存電荷ゆらぎのラピディティ幅依存性が感受率の時間発展の様相を反映する物理量であり、感受率が臨界点近傍で増大・減衰することに起因して現れることを解析的に示した。

今年，这项研究的具体目标之一成功地进行了“ 1。为保守电荷波动的时间演化方程的构建，以融合了动态关键现象的性质，以及2。评估关键点对观察到的波动的影响。” 1。众所周知，手性冷凝，手性相变的阶变量和保守的电荷在QCD临界点附近耦合。因此，首先，考虑到手性凝结与保守电荷之间的耦合，使用时间依赖性的金兹伯格 - 兰道方程来描述临界点附近的动力学。该方程是用于手性凝结和保守电荷的非线性同时微分方程，但是考虑到长波长和长时间限制，保守电荷的时间演化方程成为一个正常的随机扩散方程，而无需耦合项。在这项研究中，假定上述限制是为了简化讨论，并使用随机扩散方程来描述保守电荷的时间演变，这些限制考虑了临界点附近的敏感性和下降系数的增加和扩散系数的下降。临界点附近的易感性和扩散系数的行为是根据QCD临界点所属的动态普遍性类别确定的。 2。使用上述方程式，我们讨论了临界点对保守电荷波动的影响，尤其是速度宽度依赖性。结果，发现非单调行为出现在通过临界点附近的速度宽度依赖性中。这种非单调的行为是在分析上表明的，保守电荷波动的速度宽度依赖性是一种物理量，反映了易感率的时间演化，并且由于临界点附近的增加和衰减而出现易感率。