鉄触媒鈴木-宮浦カップリング反応の開発と糖誘導体合成への応用

铁催化Suzuki-Miyaura偶联反应的发展及其在糖衍生物合成中的应用

• 批准号: 09J03169
• 负责人: 橋本 徹
• 金额: $ 1.28万
• 依托单位: Kyoto University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2009
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2009 至 2010
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-09J03169/
• 关键词: 鈴木-宮浦カップリング反応; 鉄触媒; 有機ホウ素化合物; ハロゲン化アルキル; ボロン酸エステル

現在,鈴木-宮浦カップリング反応は医薬品や機能性物質の合成において重要な地位を占めているが,主にパラジウムやニッケルなどの希少金属が触媒として用いられている.本研究課題では,従来用いられているパラジウムなどの希少金属ではなく,普遍金属である鉄を触媒として用いた鈴木-宮浦カップリング反応の開発研究を行った.本年7月には,当研究室で合成したオルト-フェニレンジホスフィン-鉄錯体を触媒として用いることで,ハロゲン化アルキルとアリールボロン酸エステルとの鉄触媒鈴木-宮浦カップリング反応が効率的に進行することを学術論文として報告している.また,ハロゲン化アルキルとアルケニルボロン酸エステルとの鉄触媒鈴木-宮浦カップリング反応もこれまでに見いだしており,現在学術論文の作成中である.これらの反応開発の成功の鍵は,ボロン酸ピナコールエステルと有機金属反応剤(有機リチウム反応剤や有機マグネシウム反応剤)を反応させて生成するアート錯体を反応に用いたことである.有機金属反応剤とボロン酸ピナコールエステルとが反応することで形成するアート錯体の構造が各種MR解析により明らかになった.今後は,上記の研究過程で得られた知見をもとに,これまでに開発した鉄触媒鈴木-宮浦カップリング反応の反応機構解析の研究,ならびに,本カップリング反応を利用した,より汎用性の高い新規炭素-炭素結合生成反応の開発研究を行う予定である.

目前，Suzuki-Miyaura偶联反应在药物和功能物质的合成中占有重要地位，但主要使用钯、镍等稀有金属作为催化剂，我们对使用铁、一种通用金属作为催化剂，而不是通常用作催化剂的稀有金属，例如钯。今年7月，我们通过使用本实验室合成的邻亚苯基二膦-铁配合物作为催化剂，证明了铁催化的烷基卤化物和芳基硼​​酸酯之间的Suzuki-Miyaura偶联反应是有效的。学术论文表明此过程在学术论文中取得进展。 -宫浦偶联反应也已被发现，目前正在准备一篇学术论文。开发这些反应成功的关键是硼酸频哪醇酯与有机金属反应物（有机锂反应物或有机镁反应物）结合所产生的配合物。通过使有机金属反应物与频哪醇硼酸酯反应来进行反应。通过各种MR分析阐明了反应形成的ART复合物的结构。将来，基于上述研究过程中获得的知识，我们计划改进迄今为止开发的铁催化Suzuki-Miyaura偶联反应。开展反应机理分析研究，以及利用该偶联反应开发新的、更通用的碳-碳键形成反应的研究。

项目成果

鉄触媒鈴木-宮浦カップリング反応

铁催化的 Suzuki-Miyaura 偶联反应

• 发表时间: 2010
• 作者: 橋本徹

Iron Catalyzed Suzuki-Miyaura Coupling Reaction

铁催化的 Suzuki-Miyaura 偶联反应

• 发表时间: 2009
• 作者: 橋本徹

Iron-Catalyzed Suzuki-Miyaura Coupling Reaction

铁催化的 Suzuki-Miyaura 偶联反应

• 发表时间: 2009
• 作者: 橋本徹

鉄触媒鈴木-宮浦カップリング反応の開発

铁催化Suzuki-Miyaura偶联反应的进展

• 发表时间: 2010
• 作者: 橋本徹

Iron-Catalyzed Suzuki—Miyaura Coupling of Alkyl Halides.

铁催化烷基卤化物的铃木-宫浦偶联。

• DOI: 10.1002/chin.201102048
• 发表时间: 2011-01-11
• 期刊: ChemInform
• 作者: T. Hatakeyama;Toru Hashimoto;Y. Kondo;Y. Fujiwara;Hirofumi Seike;H. Takaya;Y. Tamada;T. Ono;Masaharu Nakamura
• 通讯作者: Masaharu Nakamura