サイト対応リアルタイム強震動予測に向けた研究

基于场地的实时强地震动预测研究

基本信息

批准号：
09J02056
负责人：
林田拓己
金额：
$ 0.9万
依托单位：
Kyoto University (2010)Hiroshima University (2009)
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2009
资助国家：
日本
起止时间：
2009 至 2010
项目状态：
已结题

项目摘要

西南日本ではスラブ内地震が発生した際多くの観測点においてsP波が明瞭に観測されるため,sP波を含む波形モデリングを行うことによって,より信頼性の高い地震波速度構造モデルの構築が可能となる.昨年度は主に震源と観測点を結ぶ複数の側線を対象とした二次元地震波速度構造モデルを構築したが,本年度は三次元速度構造モデルの構築に着手した.先ず,一次元層構造モデルを用いて,sP波が広範囲で明瞭に観測された地震(2001/3/26,安芸灘,Mw5.1,深さ48km)の波形モデリングを行った.さらに,各フェイズの到達時刻が十分に再現できない観測点での再現精度を改善するため,三次元的なバリエーションを持つ速度構造モデルへのチューニングを行った.地震活動の分布やレシーバ関数解析結果を参考に速度構造を改善した結果,各サイトでのsP波および実体波の走時を良く説明することができた.また今年度は,海溝型地震の震源過程の解析にも着手した.地震動を精度良く見積もる手法の検証には,地震波速度構造モデルの構築の他に,対象とする地震の震源断層モデルの推定も同様に重要となる.1985年に発生したMs7.8のチリ地震の震源域は2010年の巨大地震(Mw8.8)の北側に位置しており,両地震の余震域は,震源域がオーバーラップしている可能性を示唆している.我々は双方の地震のアスペリティがオーバーラップしているか,それとも地震固有のものとして存在しているかの検証を行った.遠地実体波を用いた波形インバージョン法に基づき双方の地震の震源過程の解析を行った結果,1985年の地震の震源域南側に位置するアスペリティの大部分は2010年の地震断層面と重なるものの,アスペリティの位置そのものは重なっていないことを確認した.これは同一断層面におけるアスペリティ位置が繰り返し発生する地震において必ずしも一様でない可能性を示唆している.

在日本西南部，当发生板内地震时，在许多观测点都可以清楚地观测到 sP 波，因此通过对包含 sP 波的波形进行建模，可以构建更可靠的地震波速度结构模型。主要的2015年，我们构建了针对连接震中和观测点的多个横向轨迹的二维地震波速度结构模型，今年我们开始构建三维速度结构模型。首先，我们使用了一维层状结构地震模型，在大范围内可以清楚地观察到波浪（2001年3月26日，Akinada，Mw 5.1，深度48 km）。此外，为了提高无法充分再现各相位到达时间的观测点的再现精度，具有变化的三维速度我们调整了结构模型。由于根据地震活动分布和接收函数分析结果改进了速度结构，我们能够更好地解释每个地点的 sP 波和体波的传播时间。此外。，俯冲带地震的震中除了构建地震波速度结构模型外，估算1985年地震的震源断层模型也同样重要。智利Ms7.8地震震中该地区位于2010年特大地震（Mw8.8）的北部，两次地震的余震区表明震中区可能重叠。我们调查了两次地震的粗糙度是否存在重叠或地震。我们验证了它是否作为一个独特的实体存在。通过利用远震体波波形反演方法分析两次地震的震中过程，我们发现它位于1985年震中区以南。大部分的粗糙度是201级。经证实，尽管凹凸体与0年地震的断层面重叠，但凹凸体本身的位置却没有重叠，这表明同一断层面上的凹凸体位置在重复地震中不一定是一致的。