若材齢コンクリートのクリープ性状に及ぼす水分移動現象の影響に関する研究

水分运动现象对新拌混凝土徐变性能的影响研究

基本信息

批准号：
18760334
负责人：
小澤満津雄
金额：
$ 2.36万
依托单位：
Gifu University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2006
资助国家：
日本
起止时间：
2006 至 2007
项目状态：
已结题

项目摘要

本年度は、コンクリート中の水分移動を把握するために、小型のセラミック湿度センサの適用性を検討した。併せてコンクリートの一軸拘束試験を実施し、変形と水分移動現象の把握およびひび割れ発生と応力との関係を検討した。その結果、以下のような成果が得られた。1.本研究では,空気中の湿度を計測できるセラミックセンサを,コンクリート中に配置し,コンクリート中の相対湿度を計測することを試みた。セラミック湿度センサを埋め込んだ小型供試体を用いて、調湿試験を実施した。400日間、供試体内部湿度を計測し、雰囲気湿度との平衡状態に達した際の校正関数を求めた。試験の結果、コンクリート中でも十分に湿度の計測が可能であることが分かった。また、併せて設定した雰囲気湿度で平衡状態となったコンクリートの含水率を計測した。その結果、温度20℃一定の環境において、含水率と相対湿度の関係を求めることができた。2.セラミックセンサをコンクリート中に配置し,クリープ試験を実施した結果,封緘状態ではクリープは進行するが,内部の湿度変化はみられなかった.一方で,乾燥状態では,内部の湿度変化を捉えることができた.また,無載荷供試体と比較して載荷供試体の方が,湿度の低下量は大きく,乾燥クリープに内部の水分移動が関与することが確認された。3.W/C:57%がコンクリートの一軸拘束試験を実施し、雰囲気の相対湿度を50%として、変形と供試体断面内の湿度分布を検討した。その結果、乾燥開始から4日目でひび割れが生じた。コンクリート供試体内部の相対湿度は,表面から50mm,30mmの部分では100%を保っているのに対して,5mm,10mmの部分は90%程度の湿度を示した。表面近傍の急激な湿度変化に伴い大きな乾燥収縮ひずみが発生し,ひび割れが発生するという結果が得られた。

今年，我们研究了小型陶瓷湿度传感器在了解混凝土中水分运动方面的适用性。同时，我们对混凝土进行了单轴约束试验，以了解变形和水分运动现象，并检验裂缝发生与应力之间的关系。结果，获得了以下结果。 1.在这项研究中，我们在混凝土中放置了一个可以测量空气湿度的陶瓷传感器，并尝试测量混凝土中的相对湿度。使用嵌入陶瓷湿度传感器的小样本进行湿度控制测试。测量试件内部湿度400天，并确定其与大气湿度达到平衡时的校准函数。测试结果表明，即使在混凝土中也可以充分测量湿度。此外，还测量了在设定大气湿度下处于平衡状态的混凝土的含水量。结果，我们能够确定温度恒定在 20°C 的环境中水分含量和相对湿度之间的关系。 2. 我们将陶瓷传感器放置在混凝土中并进行蠕变测试，结果表明，在密封状态下，蠕变进行，但未观察到内部湿度的变化。另一方面，在干燥状态下，检测到了变化。此外，加载样品中的湿度下降大于卸载样品中的湿度下降，证实了内部水分运动参与了干燥蠕变。 3、W/C:57%对混凝土进行单轴约束试验，大气相对湿度设定为50%，考察试件截面内的变形和湿度分布。结果，在开始干燥后的第四天出现裂纹。混凝土试件内部距表面50mm和30mm处的相对湿度为100%，而距表面5mm和10mm处的湿度约为90%。结果表明，表面附近湿度的快速变化会导致较大的干燥收缩应变和裂缝。