高病原性鳥H5N1インフルエンザウイルスの 哺乳類間における伝播の解析
高致病性禽H5N1流感病毒在哺乳动物间的传播分析
基本信息
- 批准号:12J01509
- 负责人:
- 金额:$ 1.73万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
- 财政年份:2012
- 资助国家:日本
- 起止时间:2012-04-01 至 2015-03-31
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
【背景・目的】鳥由来ウイルスであるH5N1ウイルスの人への感染・死亡例は依然増え続けている。近年、日本でもH5N1ウイルスが野鳥から分離されており、これらのウイルスがヒトに伝播する可能性がある。そこで、これらのウイルスがヒトに伝播した際の病原性の評価を行うために、マウスモデルを用いて病原性の解析を行った。平成24年度および平成25年度に、病原性が大きく異なるA/mandarin duck/Kochi/3901C005/2011株(以下、Kochi株:病原性が強い株)およびA/common pochard/Hyogo/2801B004/2011株(以下、Hyogo株:病原性が弱い株)を選択した。さらに、遺伝子組み換えウイルスを用いた解析により、選択した2株の病原性の違いは、Kochi株のPB2タンパク質に起因することを明らかにしてきた。本年度は、病原性に関与しているアミノ酸を同定することを目的とし、実験を進めた。【結果・考察】病原性の強いKochi株と病原性の弱いHyogo株のPB2タンパク質は3か所アミノ酸(202番目、271番目、491番目)が異なる。そこで、今年度は病原性の弱いHyogo株のPB2分節に変異を導入したウイルスを作出し、マウスにおける病原性を比較した。その結果、PB2タンパク質の202番目のメチオニンと491番目のスレオニン、271番目のメチオニンと491番目のスレオニンまたは、271番目のメチオニンと491番目のスレオニンの組み合わせがKochi株の高い病原性に寄与していることが明らかとなった。本結果は、高病原性鳥H5N1インフルエンザウイルスのサーベイランスをする上で、重要な指標となると考えられる。
[背景/目的] H5N1病毒(一种禽病毒)引起的人类感染和死亡病例持续增加。近年来,日本从野生鸟类中分离出H5N1病毒,这些病毒有可能传播给人类。因此,为了评估这些病毒传播给人类时的致病性,我们使用小鼠模型进行了致病性分析。 2012财年和2013财年,致病性显着不同的A/鸳鸯/Kochi/3901C005/2011株(以下简称高知株:高致病性株)和A/普通潜鸭/Hyogo/2801B004/2011株(以下简称高知株:高致病性株)下面选用Hyogo株(致病性较弱的菌株)。此外,使用转基因病毒的分析表明,两种选定菌株之间的致病性差异是由于高知菌株的PB2蛋白造成的。今年,我们进行了实验,目的是鉴定与致病性有关的氨基酸。 [结果/讨论] 高致病性高知株和弱致病性兵库株的PB2蛋白在3个氨基酸位置(第202位、第271位和第491位)不同。因此,今年,我们创建了一种在致病性较低的兵库毒株的PB2片段上发生突变的病毒,并比较了其对小鼠的致病性。结果表明,PB2蛋白的第202位甲硫氨酸和第491位苏氨酸、第271位甲硫氨酸和第491位苏氨酸、或第271位甲硫氨酸和第491位苏氨酸的组合有助于高知菌株的高致病性。这些结果被认为是监测高致病性禽H5N1流感病毒的重要指标。
项目成果
期刊论文数量(0)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
Hemozoin as a novel adjuvant for inactivated whole virion influenza vaccine.
- DOI:10.1016/j.vaccine.2014.07.079
- 发表时间:2014-09-15
- 期刊:
- 影响因子:5.5
- 作者:Uraki R;Das SC;Hatta M;Kiso M;Iwatsuki-Horimoto K;Ozawa M;Coban C;Ishii KJ;Kawaoka Y
- 通讯作者:Kawaoka Y
2010年から2011年に西日本で鳥から分離されたH5Nl高病原性鳥インフルエンザウイルスのマウスにおける病原性の比較
2010-2011年日本西部鸟类分离的H5N1高致病性禽流感病毒对小鼠致病性比较
- DOI:
- 发表时间:2013
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:伊藤睦美;木曽真紀;浦木隆太;坂井(田川)優子;曽田公輔;笛吹達史;伊藤啓史;山口剛士;伊藤壽啓;河岡義裕
- 通讯作者:河岡義裕
A PB2-KO influenza virus-based bivalent vaccine protects mice against pandemic HIN1 and highly pathogenic H5N1 virus challenges.
基于 PB2-KO 流感病毒的二价疫苗可保护小鼠免受大流行性 HIN1 和高致病性 H5N1 病毒的攻击。
- DOI:
- 发表时间:2013
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:Uraki R;Kiso M;Iwatsuki-Horimoto K;Fukuyama S;Takashita E;Ozawa M;Kawaoka Y
- 通讯作者:Kawaoka Y
幅広い交叉反応性を示すヒトモノクローナル抗インフルエンザウイルス抗体の作出
产生具有广泛交叉反应性的人单克隆抗流感病毒抗体
- DOI:
- 发表时间:2015
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:浦木隆太;伊藤睦美;山吉誠也;大石康平;中津寿実保;河岡義裕
- 通讯作者:河岡義裕
pandemic 2009(H1N1)インフルエンザウイルスの病原性に関わる因子の同定
2009 年甲型 H1N1 流感病毒致病性相关因素的鉴定
- DOI:
- 发表时间:2012
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:浦木隆太;他
- 通讯作者:他
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