初期太陽系における短寿命核種の起源解明

阐明早期太阳系中短命核素的起源

基本信息

批准号：
17740357
负责人：
伊藤正一
金额：
$ 2.3万
依托单位：
Hokkaido University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2005
资助国家：
日本
起止时间：
2005 至 2006
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究では、数多くの様々な種類の始源的隕石の構成物質を研究することにより、初期太陽系全体を捉えたよりグローバルなスケールから議論を構築することを目指している.今年度は分析手法の開発に成功し、時間分解能10万年をもつ短寿命核種26Alの同位体分析手法を確立した。これにより、従来不明瞭だった極初期46億年前のわずか数十万年間の熱的イベントに対して詳細な時間軸を入れることに成功した.さらに,より数多くの試料を導入できるマルチサンプルチェンジャーシステムを作成した.成果発表としては、以下を行った.1.初期太陽系において最初に析出したと考えられる難揮発性包有物の一種であるオリビン集合体を普通コンドライト隕石から発見し、その酸素同位体、Mg同位体を明らかにした。初期太陽系の短寿命核種の分布を議論する上で重要な物質の一つの^<26>Alの分布を推察した。Meteoritics and Planetary Scienceに成果発表した(Itoh et al.,2007).2.始源的炭素質コンドライト隕石中のコンドリュールの酸素、Mg同位体を明らかにし、19th General Meeting of the International Mineralogical Association, IMA-Kobeにおいて口頭発表を行った.3.第38回月惑星会議において、初期太陽系における酸素同位体組成の新しいエンドメンバーとなる物質を発見し発表を行った.また,火星隕石のアパタイト中の水素同位体を測定し火星の水の散逸の歴史に新しい制約を与えた(Sakamoto et al.,2007; Greenwood et al.,2007).

在这项研究中，我们的目标是通过研究许多不同类型的原始陨石的组成材料，在更全球范围内建立一个涵盖整个早期太阳系的讨论。今年，我们将开发分析方法，我们成功建立了同位素分析。短寿命核素 26Al 的方法，时间分辨率为 100,000 年。结果，我们成功地包含了 46 亿年前的几十万年热事件的详细时间轴，这是以前不清楚的。此外，我们还开发了一种多样本转换器，可以引入大量样本创建系统。我们得出以下结果： 1. 我们在普通球粒陨石中发现了橄榄石聚集体，这是一种被认为在太阳系早期首先沉淀出来的难熔包裹体，并分析了它们的氧同位素，揭示了镁同位素。我们推断了^<26>Al的分布，它是讨论早期太阳系短寿命核素分布的重要物质之一。结果发表在Meteoritics and Planetary Science (Itoh et al., 2007)上。 2. 澄清了原始碳质球粒陨石中球粒的氧和镁同位素，并在国际矿物学协会第19届大会上，在 IMA-Kobe 上进行了口头报告 3. 在第 38 届月球与行星会议上，我们发现并提出了一种物质，它是早期太阳系中氧同位素组成的新终端成员，这为氢同位素的测量提供了新的限制。关于火星上水耗散的历史（Sakamoto et al., 2007; Greenwood et al., 2007）。