地盤災害軽減を意識し水理的地域性を考慮して許容揚水量を評価・表現する簡易手法

一种考虑水力区域特征并考虑地面减灾的允许抽水量评估和表达的简单方法。

基本信息

批准号：
17686041
负责人：
神谷浩二
金额：
$ 7.07万
依托单位：
Gifu University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (A)
财政年份：
2005
资助国家：
日本
起止时间：
2005 至 2007
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究は,地盤沈下等の地盤災害との関係で設定される地下水位を維持するのに空間的(位置や深度)な許容揚水量の簡易評価手法を確立することが目的である。そのため,扇状地での河川による地下水涵養機構の評価,揚水による地下水位への影響度評価を実施した。扇状地を対象に,河川の水位などの観測値とその近傍で観測する地下水位などの情報に基づき,河川からの地下水涵養について検討した結果,以下のようであった。1.河川と地下水の水質を比較したところ同程度であり,また,地下水位は,周辺揚水量よりも河川水位の変動と類似していて,地下水は河川涵養を受けていることが確認された。2.地下水流速が砂礫地盤内で異なり,卓越した水流が存在した。この点検のため深度別の地下水位を観測した結果,各深度の地下水位は,河川の影響を受けるものの時間的遅れが若干異なった。地下水流動解析にあたっては,水みち構造としての帯水層構造の評価,表現が重要であることが示唆された。次に,揚水量とそのパターンを把握し,周辺地下水位の変動を調査した結果,3.1日に揚水を繰り返すパターン,昼間に連続し揚水し夜間に停止するパターンなどが認められ,それによって地下水位の変動への影響は異なった。4.上記の地下水位への揚水影響をJacobの水位低下,回復式によって精度良く再現できることが得られた。この結果,地下水位を回復させる時間を確保すれば,水位低下を抑制できることが判明した。本研究では,地下水流動解析モデルの構築に至らなかったが,地下水涵養や揚水影響に関して上記のような知見によって,特に揚水量の管理のあり方への重要な指針が得られた。

本研究的目的是建立一种简单的评估方法，用于维持地下水位的空间（位置和深度）允许抽水量，该方法是针对地面沉降等地面灾害而设定的。因此，我们对冲积扇内河流的地下水补给机制以及抽水对地下水位的影响进行了评价。我们根据河流水位等观测值以及附近观测到的地下水位等信息，调查了冲积扇中河流的地下水补给情况，结果如下。 1、河流和地下水水质比较，地下水位与河流水位波动比周围抽水更相似，证实地下水是由河流补给的。 2.砾石地层内地下水流速不同，以水流为主。本次检查对各深度地下水位的观测结果显示，各深度地下水位均受到河流影响，但延迟时间略有不同。认为含水层结构作为水道结构的评价和表达在地下水流分析中具有重要意义。接下来，通过了解抽水量及其模式并调查周围地下水位的波动，我们发现了每3.1天重复抽水一次的模式，即白天连续抽水的模式而夜间停止，对地下水位变化的影响不同。 4.结果发现，利用雅各布水位下降和恢复公式可以准确地再现上述抽水对地下水位的影响。结果发现，通过给地下水位恢复一段时间，可以抑制水位下降。尽管这项研究没有建立地下水流分析模型，但上述关于地下水补给和抽水影响的研究结果为抽水管理提供了重要指导。