サケの小型・晩熟化:漁獲選択と成長速度の影響評価

鲑鱼体型小、晚熟：捕捞选择和生长速度的影响评估

基本信息

批准号：
16780143
负责人：
森田健太郎
金额：
$ 1.92万
依托单位：
Fisheries Research Agency
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2004
资助国家：
日本
起止时间：
2004 至 2006
项目状态：
已结题

项目摘要

北太平洋のサケ属魚類は、20世紀後半から成熟体長の小型化および高齢化が生じた。その原因として、漁業選択による進化であるという仮説と、気候変動によって生じた表現型可塑性であるという仮説の2つがある。昨年度までの分析の結果、成長低下による表現型可塑性で実際のサケの小型・晩熟化を定性的には説明できることが判明した。さらに、上記の結果は1960-2000年にわたる長期間の年変動に対しても有効であることが分かり、これまでの知見および研究成果を総括し、さけ・ます類の小型・晩熟化についてのレビューをMar. Ecol. Prog. Ser.誌において論文発表した。また、昨年度の分析により、体長よりもある期間の成長率のほうがサケの成熟率に強く関係しているということが判明し、これらの結果をEvolution誌に論文発表した。さらに、サケの成長率と成熟年齢の関係をモデル化した。我が国のサケの回帰量予測はシブリング法を用いて行われているが、成熟年齢の変動が回帰数の予測値に誤差をもたらすと考えられている。本研究で得られたサケの成長率と成熟年齢のモデル化は、若齢で回帰した個体の体長データから、その年級群の平均成熟年齢を予測することができるため、サケの回帰数の予測精度向上に役立つことが期待される。

自20世纪末以来，北太平洋的鲑鱼变得越来越小、越来越老。对此有两种假设：一是捕鱼选择导致的进化，二是气候变化导致的表型可塑性。截至去年进行的分析结果发现，由于生长减少而导致的表型可塑性可以定性地解释鲑鱼的实际尺寸较小和成熟较晚。此外，上述结果被发现对于1960-2000年期间的长期年度波动是有效的，通过总结迄今为止的知识和研究成果，我们将回顾鲑鱼和鳟鱼的较小尺寸和较晚成熟的情况。三月份的论文。此外，去年的分析显示，在一定时间内的生长速度与鲑鱼的成熟速度的相关性比与体长的相关性更强，这些结果发表在《进化》杂志上。此外，他们还模拟了鲑鱼生长速度和成熟年龄之间的关系。日本的鲑鱼回返数量的预测是使用兄弟法进行的，但人们认为成熟年龄的波动会导致回返数量的预测值出现误差。本研究中获得的鲑鱼生长率和成熟年龄模型可以根据年轻时个体的体长数据预测特定年龄组的平均成熟年龄，预计这将有助于提高准确性。