近代東京における郊外の形成に関する研究

近代东京郊区的形成研究

基本信息

批准号：
15720196
负责人：
谷謙二
金额：
$ 1.28万
依托单位：
Saitama University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2003
资助国家：
日本
起止时间：
2003 至 2004
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15720196/
关键词：
大都市圏郊外女中高度経済成長耐久消費財近代東京戦中

项目摘要

平成15年度年度の研究結果から、戦前と戦後の郊外化には、量的な違いだけでなく、質的な違いも大きいことが明らかになった。質的な違いの一つに、家事使用人(女中)の有無がある。戦前の郊外世帯の多くは女中を使用していたが、戦後の郊外世帯では女中は稀になり、替わって家事を担うようになったのは冷蔵庫、掃除機などの耐久消費財であった。平成16年度は、この女中から耐久消費財への変化を、統計的な裏付けをもとに明らかにした。データとしては、国勢調査や、消費動向調査などを予定しており、関連するデータの収集・入力を行って実態を明らかにした。その結果をまとめると以下のようになる。・東京都における女中就業者数のピークは1940年で、18万人が就業しており、女性就業者の20.4%に相当する。なお、女性就業者に占める女中の割合が最も高かったのは1930年で、28.6%であった。しかし終戦後の1950年の国勢調査では5万人にまでに東京都の女中は激減した。・高度経済成長を担った主要な家電製品(テレビ、電気冷蔵庫、電気掃除機、電気洗濯機)の普及過程を検討すると、どれも東京や大阪の都市部から普及が始まり、1960年代の10年間で全国に普及した。・この結果から、戦前の都市化・郊外化は経済発展の結果を示すものであるが、戦後の都市化・郊外化は経済発展の一部を構成するものであったと言うことができる。

2003年的研究结果表明，战前和战后的郊区化不仅在数量上存在着巨大的质的差异。质的差异之一是是否有家庭佣人（女佣）。战前许多郊区家庭都使用女佣，但战后，女佣在郊区家庭中变得稀少，取而代之的是冰箱、吸尘器等耐用消费品。 2004财年，我们根据统计证据阐明了从女佣到耐用消费品的这一转变。数据将包括全国人口普查和消费趋势调查，收集输入相关数据，厘清实际情况。结果可总结如下。・东京女佣人数的高峰是1940年，当时雇用了18万人，占全部女性雇员的20.4%。女佣在劳动力中的比例最高是在 1930 年，达到 28.6%。然而，战争结束后，根据1950年的人口普查，东京的女仆数量锐减至5万人。 - 考察推动经济快速增长的主要家电产品（电视、电冰箱、吸尘器、电动洗衣机）的普及，我们发现它们都是从东京和大阪的市区开始普及的，然后20世纪60年代，它风靡全国。 ——从这些结果可以说，战前的城市化和郊区化是经济发展的结果，而战后的城市化和郊区化则是经济发展的一部分。