国産緑化樹の系統地理学研究に向けた基盤作り-【系統植栽法】確立への挑戦-

为国内绿化树木系统发育地理学研究奠定基础——建立【系统发育种植方法】的挑战-

• 批准号: 21658008
• 负责人: 安藤 敏夫
• 金额: $ 1.98万
• 依托单位: Chiba University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
• 财政年份: 2009
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2009 至 2010
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21658008/
• 关键词: 植物系統地理; 遺伝子撹乱; エドヒガン; シダレザクラ; カツラ; カシ; クスノキ; タブノキ

緑化に多用され、広域分布する樹木について系統地理学的研究を速やかに遂行できる体制の確立を目的として、本年度は公園などに多く植栽される花木の一つであるシダレザクラとその母種であるエドヒガンを中心にサクラ属について調査した。関東以北の東日本で天然記念物に指定されている大径木331個体の生葉からDNAを抽出し、葉緑体DNAのrpl14-rpl16遺伝子間領域およびrpS16イントロンの塩基配列を決定した。これらの個体は塩基置換と挿入/欠失によって7つの遺伝子型(YD,PA,PA13,PA14,JM13,JM14,JM15)と5つの亜型に分類でき、PA13とPA14は今回新規に発見された。エドヒガンには6、シダレザクラには4つの遺伝子型があり、シダレザクラの起源が単一個体ではないことが明らかになった。また、エドヒガンにはヤマザクラ、カスミザクラ、オオシマザクラに多く見られる遺伝子型(JM14)のものもあり、種間の遺伝子浸透が起きている可能性も示唆された。シダレザクラにもJM14が見つかったが、これに関しては人為的な交雑も考えられる。遺伝子型の多くは分布域全体に散在したが、YD、PA13、PA14の3遺伝子型はそれぞれ群馬県から栃木県南部、福島県中通り、福島県中通りと岩手県南部に局在していた。また、群馬県、福島県中通り、岩手県南部では複数の遺伝子型が混在するホットスポットを形成していた。植栽を行う際にはこの分布を撹乱することがないように留意すべきであることを提言する。

为了建立一个能够快速对分布广泛、绿化用途广泛的树木进行系统发育地理学研究的系统，今年我们将重点关注垂枝樱花，这是公园里经常种植的开花树木之一。 ，及其母种。我们调查了李属，重点是江户彼根。从关东地区以北的日本东部被指定为天然纪念物的331棵大直径树木的新鲜叶子中提取DNA，确定了叶绿体DNA的rpl14-rpl16基因间区域和rpS16内含子的碱基序列。根据碱基替换和插入/缺失，这些个体可分为七种基因型（YD、PA、PA13、PA14、JM13、JM14、JM15）和五种亚型，其中PA13和PA14是新发现的。江户彼岸有六种基因型，垂枝樱花有四种基因型，这清楚地表明垂枝樱花并非源自单个个体。此外，山樱、霞樱、大岛樱中也存在江户彼岸的基因型（JM14），推测物种间存在基因渗透的可能性。 JM14也在垂枝樱桃中发现，但这也可能是人工杂交的结果。大多数基因型分散在整个分布范围内，但 YD、PA13 和 PA14 三种基因型分别分布在从群马县到栃木县南部、中通福岛县、中通福岛县和岩手县南部。此外，群马县、福岛县中通、岩手县南部等地也形成了多种基因型共存的热点地区。我们建议种植时注意不要扰乱这种分布。

项目成果

日本におけるカツラの系統地理学的構造

日本假发的系统地理学结构

• 发表时间: 2010
• 期刊: 日本植物学会74回大会研究発表記録
• 作者: 國分尚;ほか
• 通讯作者: ほか

日本列島におけるカツラCercidiphyllum japonicumの遺伝子型と日本列島のテクトニクス

日本列岛连香树基因型及日本列岛构造

• 发表时间: 2009
• 期刊: 日本古生物学2009年年会予稿集
• 作者: 新妻信明;ほか
• 通讯作者: ほか

カツラの系統地理学的構造:静岡県と近傍の概要

桂的系统发育地理结构：静冈县及周边地区概况

• 发表时间: 2010
• 期刊: 園芸学研究 9(別冊1)
• 作者: 安藤敏夫;ほか
• 通讯作者: ほか

カツラの遺伝子型と日本列島の第四紀変動

日本列岛桂基因型与第四纪变化

• 发表时间: 2009
• 期刊: 日本第四紀学会講演要旨集 39
• 作者: 新妻信明;ほか
• 通讯作者: ほか