日本の医師の意志決定メカニズムの経済学的分析

日本医生决策机制的经济学分析

• 批准号: 10J09794
• 负责人: 川口 康平
• 金额: $ 0.45万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2010
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2010 至 2012
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-10J09794/
• 关键词: 医師の意思決定; 診療報酬制度; 構造推定

東京大学医学部の協力の下、「診療報酬制度が医師の診療行為上の意思決定に与える影響の構造推定」に必要な診療行為及び保険請求状況の個票データの加工を行うとともに、推定に必要なモデルの構築とその理論的性質の分析を行った。この個票データは、(1)出来高報酬制度の下で医師が患者に不必要な診療行為を行っていたか否か、(2)行っていたとすれば、どの程度の規模で行われていたか、(3)その結果として患者の厚生がどの程度損なわれていたか、(4)DPCに基づく診療報酬制度によってこの問題がどの程度解決されるか、といった問題を統計的に分析するために必要なものである。この分析に当たり、離散選択のrandom-coefficient modelを動学的なモデルに拡張する作業を行った。このようなモデルとしては、これまでには異なる時点の意思決定を独立なものとして扱うようなモデルしかなかったが、今回はある時点での意思決定がその時点以後の意思決定影響を与えている可能性を許している点が特徴である。このモデルを用いることにより、同一入院患者に対する入院期間中の医師の診療行為や退院の意思決定がどのような要因によって決定されていたのかをデータから構造推定することが可能になる。特に、各診療行為への報酬の変化と、入院基本料の変化が、医師の意思決定のどのような影響を与えていたかを区別して推定することが可能になる。今後の課題は、このモデルを推定するための効率的な方法を構築することである。

我们将与东京大学医学院合作，处理“医疗费用制度对医生在医疗实践中决策的影响的结构估计”所需的医疗实践和保险索赔的个人数据，并且还将我们构建了一个模型并分析了其理论特性。这些个人数据检查（1）医生是否在按服务收费制度下向患者提供了不必要的医疗，以及（2）如果是，需要在多大程度上进行统计分析（3）诸如此类的问题。患者福利因此受到损害的程度，以及（4）基于 DPC 的医疗费用制度可以在多大程度上解决这个问题。对于此分析，我们将离散选择随机系数模型扩展到动态模型。到目前为止，唯一的此类模型是将不同时间点做出的决策视为独立的模型，但在这种情况下，在某个时间点做出的决策会影响该时间点之后做出的决策。允许可能性。通过使用该模型，可以从数据中结构性地估计出哪些因素决定了医生对同一住院患者在住院期间的治疗和出院决策。特别是，可以区分和估计每次治疗的报酬变化和基本住院费用的变化如何影响医生的决策。未来的挑战是开发有效的方法来估计该模型。