制御性T細胞によるB細胞機能の抑制

调节性 T 细胞抑制 B 细胞功能

基本信息

批准号：
10F00426
负责人：
坂口志文
金额：
$ 1.34万
依托单位：
Osaka University (2011-2012)Kyoto University (2010)
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2010
资助国家：
日本
起止时间：
2010 至 2012
项目状态：
已结题

项目摘要

抗体は外来抗原を標的としており、インフルエンザや結核などの様々な病原体から生体を保護する上で必要不可欠である。B細胞は抗原を取り込むことで活性化されるが、B細胞の活性化には濾胞T細胞との関与が重要である。濾胞T細胞は脾臓の胚中心に存在するB細胞の活性化に重要な働きを持つT細胞のサブセットであり、B細胞が病原体に対し、抗体を産生するうえで必要不可欠な存在である。一方、自己抗原に対する免疫寛容に特化したT細胞として制御性T細胞が知られている。制御性T細胞は自己免疫反応を抑制し、免疫恒常性の維持において重要な機能を持つ。しかし、ワクチン接種後の抗体反応の調整に関して制御性T細胞がどのような役割を果たしているかは明らかにされていなかった。このため、本研究では制御性T細胞がB細胞に与える影響を検討した。制御性T細胞はCTLA4を介してB細胞の共刺激分子の発現を減少させることによりワクチン接種後の抗体反応に影響を及ぼすことが明らかになった。制御性T細胞を除去、またはCTLA4シグナルを阻害することで、濾胞T細胞、胚中心B細胞、抗体産生形質細胞、記憶B細胞など液性免疫に重要である細胞の機能を高め、その結果、抗体反応の促進にも繋がることが明らかになった。ワクチン接種時の一時的な制御性T細胞の除去により記憶免疫細胞の増強、すなわち免疫記憶の増強が期待される。これらの結果は制御性T細胞が外来性抗原に対する液性免疫の調整において重要な機能を持つことを示しており、制御性T細胞の数または機能を操作することで現行のワクチンの効能をより向上させることが可能になることが示唆された。

抗体靶向外抗原，对于保护生物体免受流感和结核病等多种病原体的影响至关重要。通过掺入抗原来激活B细胞，但与卵泡T细胞的参与对于B细胞激活很重要。卵泡T细胞是T细胞的一个子集，在脾脏中心的B细胞激活中起重要作用，对于B细胞生成针对病原体的抗体至关重要。另一方面，调节T细胞被称为T细胞，专门针对对自身抗原的免疫耐受性。调节性T细胞抑制自身免疫反应，并具有维持免疫稳态的重要功能。但是，尚不清楚调节T细胞在调节疫苗接种后调节抗体反应中起什么作用。因此，在这项研究中，我们研究了调节性T细胞对B细胞的影响。已经表明，调节性T细胞通过通过CTLA4降低B细胞中共刺激分子的表达来影响抗体反应。已经揭示了去除调节性T细胞或抑制CTLA4信号的信号增强了细胞的功能，例如卵泡T细胞，生发中心B细胞，产生抗体的血浆细胞和记忆B细胞，这些细胞对体液免疫力很重要，并因此导致抗体反应的促进。可以期望在疫苗接种过程中暂时清除调节性T细胞，从而增强记忆免疫细胞，即增强免疫记忆。这些结果表明，调节性T细胞在调节对异物抗原的体液免疫方面具有重要功能，这表明操纵调节性T细胞的数量或功能可以进一步提高当前疫苗的功效。