放射化法によるミュオニウム・反ミュオニウム変換検出感度の改善に関する研究

活化法提高μ/锑转化检测灵敏度的研究

基本信息

批准号：
13740166
负责人：
青木正治
金额：
$ 1.47万
依托单位：
Osaka University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2001
资助国家：
日本
起止时间：
2001 至 2002
项目状态：
已结题

项目摘要

前年度の研究報告で、チタン-44を用いたμ^--μ^+変換過程の探索実験の検討も開始したと報告した。これは、二重ベータ崩壊のミュオン版に相当する反応であり、従って二重ベータ崩壊に匹敵する重要な反応である。表面ミュオンビームラインの技術を応用して、μ^+の質量分析をすることにより、バックグランドを抑えた高感度の実験が可能であることを提案した。但し、二重ベータ崩壊と直接競争出来るまでの精度に達するには、陽子加速器の強度が不足していることも判明した。超対称性模型でR-parityを破る過程に対しては相当の感度があることが指摘されていたが、その後理論物理研究者との議論を通じて、モハパトラらの原論文の計算に間違いがあることも判明した。同様の指摘がロシア人研究者からも報告された。従って、現在の技術で到達可能な分岐比では、競争力のある物理を出すことは難しいとの結論となった。但し、今まで誰も測定したことのない反応過程であるので、予想もしない現象が観測される可能性も否定出来ない。研究課題の優先度としては低くするものの、引き続き実験の可能性を探ってゆきたいと考える。ミュオニウム・反ミュオニウム変換実験に関しては、前年度に引き続き、タングステン-184箔をミュオニウム生成ターゲットと反ミュオニウム検出器の二役に活用する方法の検討をしている。すなわち、タングステン-184をおよそ2cm間隔で層状に並べることによって、ミュオニウム生成効率まで含めた全体の検出効率を格段に改善できると考える。

在去年的研究报告中，我们报道了我们已经开始考虑利用钛44进行μ^--μ^+转化过程的探索性实验。该反应对应于μ子版本的双β衰变，因此是与双β衰变相当的重要反应。我们提出，应用表面μ子束线技术，可以通过μ^+质谱进行背景抑制的高灵敏度实验。然而，人们还发现质子加速器的强度不足以达到与双贝塔衰变直接竞争的精度水平。有人指出，超对称模型中对违反R宇称的过程有相当大的敏感性，但后来通过与理论物理学家的讨论，发现Mohapatra等人的原始论文中的计算存在错误。也被揭晓了。俄罗斯研究人员也报告了类似的观点。因此，得出的结论是，很难生产出具有现有技术可实现的支化比的有竞争力的物理材料。然而，由于这是一个以前没有人测量过的反应过程，我们不能否认可能会观察到意想不到的现象。虽然这是一个低优先级的研究课题，但我想继续探索实验的可能性。关于μ/锑转换实验，从去年开始，我们正在研究使用钨184箔作为μ生产靶材和锑检测器的方法。换句话说，我们相信，通过将钨184以大约2厘米的间隔分层排列，可以显着提高整体检测效率，包括μ生产效率。