ブドウ膜炎における一酸化窒素(NO)の発現を介した免疫抑制剤の作用について

免疫抑制剂通过葡萄膜炎中一氧化氮 (NO) 表达的影响

• 批准号: 13771030
• 负责人: 中馬 秀樹
• 金额: $ 1.34万
• 依托单位: 宮崎医科大学
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2001
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2001 至 2002
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-13771030/
• 关键词: NO; エンドトキシンブドウ膜炎; LPS; サイクロスポリンA

一酸化窒素(NO)がブドウ膜炎の際に産生され重要な役割を果たしていることが知られている。さらに近年サイクロスポリンAなどの免疫抑制剤が誘導型一酸化窒素合成酵素の発現を抑制しているという報告があるが、免疫抑制剤がブドウ膜炎の病態にかかわるNOにどう影響を及ぼしているか確認されていない。したがって我々はエンドトキシンブドウ膜炎のモデルを用いて、サイクロスポリンAがブドウ膜炎の際に産生されるNOと炎症反応にどのような影響を与えているか検討した。雄ルイスラットの足皮下にリポポリサッカライド(LPS)200μgを注射し、エンドトキシンブドウ膜炎を惹起した。LPS投与時にサイクロスポリンA20mg/kg腹腔内に注射した。注入後24時間後に前房水を採取し、NOを測定した。さらに蛋白濃度を測定した。前房水のNO代謝産物(NO3-)はコントロール群において19.9±0.74μmol、LPS投与群において85.8±0.25μmol、LPS+サイクロスポリンA投与群において64.6±0.82μmolと、サイクロスポリンAは有意にNOの発生を抑制させた(P<0.0005)。さらに蛋白濃度は、コントロール群において1.89±0.11mg/ml、LPS投与群において10.81±0.58mg/ml、LPS+サイクロスポリンA投与群において5.02±0.33mg/mlと、サイクロスポリンAは有意に蛋白濃度を減少させた(P<0.0001)。以上より、サイクロスポリンAは、ブドウ膜炎の際に産生されるNOを有意に低下させ、それにより眼内炎症を低下させている可能性が示唆された。

众所周知，一氧化氮 (NO) 会在葡萄膜炎过程中产生并发挥重要作用。此外，近年来有报道称环孢菌素A等免疫抑制剂可抑制诱导型一氧化氮合酶的表达，但免疫抑制剂对参与葡萄膜炎病理的NO有何影响尚未得到证实。 。因此，我们使用内毒素性葡萄膜炎模型来研究环孢素A如何影响葡萄膜炎期间产生的NO和炎症反应。通过向雄性Lewis大鼠足部皮下注射200μg脂多糖(LPS)诱发内毒素性葡萄膜炎。在给予LPS时，腹腔内注射20mg/kg环孢菌素A。注射后24小时收集前房房水，并测量NO。此外，测量蛋白质浓度。前房水中NO代谢物（NO3-），对照组为19.9±0.74μmol，LPS给药组为85.8±0.25μmol，LPS+环孢素A给药组为64.6±0.82μmol，环孢素A显着增加NO的生成受到抑制(P<0.0005)。此外，对照组的蛋白浓度为1.89±0.11mg/ml，LPS给药组为10.81±0.58mg/ml，LPS+环孢菌素A给药组为5.02±0.33mg/ml，这表明环孢菌素A显着降低了蛋白浓度。蛋白质浓度增加，浓度降低（P<0.0001）。由上可知，环孢菌素A显着减少葡萄膜炎时产生的NO，从而减轻眼内炎症。