セラーズの認識論の研究と、その現代的意義の解明

塞拉斯认识论研究及其当代意义阐释

基本信息

批准号：
08J11399
负责人：
石田崇
金额：
$ 0.51万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2008
资助国家：
日本
起止时间：
2008 至 2009
项目状态：
已结题

项目摘要

セラーズの知覚認識に関する議論、および、その考察から得られた認識論的な知見、また心の哲学への影響を元に研究を遂行した。そこでは、非推論的な知識と彼が認めるものについて、それがどのような性質を持つのか、またそれを持つために当該の知識はどのような条件を満たしていなくてはならないかが主題的な研究対象となった。非推論的知識とは推論を介さずに得られるような知識のことをいうが、これはセラーズの意味についての機能主義理論の枠組の中で十分理解可能である。知覚における非推論性の問題は、経験的知識の基礎付けの問題である。それは、感覚与件を代表とする所与の神話へのコミットメントをせずにどのように知覚的認識の非推論性の権威を説得力のある仕方で説明することができるかという問題であり、私はそこで、信頼性主義へのコミットメントによってそれを理解することが可能であるというセラーズの説を部分的に修正し、信頼性を他者からの承認という観点から捉え直すことを提唱した。セラーズの信頼性は、自分自身の知覚システムに対する信頼性でしかなく、それは決して確実なものではないからである。他者からの承認という観点から信頼性を理解する事は意味の外在主義とも非常に相性がよいものであり、セラーズの哲学と現代の心の哲学における意味に関する標準的見解を結ぶひとつの鍵となる。もうひとつの非推論的知識の代表例は内観的知識である。内観的知識の問題点は、セラーズの批判的対象であるデカルトに代表されるような「内的談話」へのコミットを含まずにどのようにその非推論性が理解可能であるかという点である。セラーズはわれわれの言語活動をモデルとして思考を理解する際に内観の問題について言及したが、これを積極的に取り扱わなかった。私は内観に関する表象理論が思考=言語活動の内在化というセラーズの主張とよく親和するということを突き止めた。意味についての機能主義理論の枠組を維持したままで内観に関する説明を与えることができるということがわかったのである。

这项研究是根据卖方对感知认可的讨论以及从他的考虑中获得的认识论发现以及他对思想哲学的影响而进行的。主题是关于非本性知识的研究主题，他认识到什么，它拥有的财产以及所讨论的知识必须满足的条件才能拥有它。非本质知识是指无需推理就可以获得的知识，但这可以在功能主义理论的卖方意义的框架内完全理解。在感知中，非明确性的问题是经验知识的基础问题。这是一个问题是，如何以引人注目的方式解释非构成知识的权威，而无需承诺给定的神话，代表感官主题，因此我提出了部分修订卖方的理论，即可以通过对信誉的承诺来理解它，并根据对他人的认可来理解它。卖方的可靠性不过是他们自己的感知系统的可靠性，这根本不确定。从他人的角度来理解信誉，也与意义的外部主义非常兼容，这是将卖家哲学与现代思想哲学意义的标准观点联系起来的关键。非本性知识的另一个例子是内省知识。内省知识的问题是如何理解其非效率，而不包括对笛卡尔（Descartes）代表的“内部话语”的承诺，这是Celers批判性的对象。卖方在理解我们的语言活动作为模型的思考时提到了内省问题，但并未积极解决这个问题。我发现，内省的代表性理论得到了卖方的主张，即思维=语言活动的内在化。已经发现，可以在保持功能主义意义理论的框架的同时提供内省的解释。