光学活性イミダゾリン配位子のライブラリー構築と円偏光二色性検出を用いた迅速探索

光学活性咪唑啉配体的文库构建和使用圆二色性检测的快速搜索

基本信息

批准号：
08J00091
负责人：
横山直太
金额：
$ 0.77万
依托单位：
Chiba University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2008
资助国家：
日本
起止时间：
2008 至 2009
项目状态：
已结题

项目摘要

新規触媒反応の開発において、効率的に触媒探索を行うことが求められる。そこで、コンビナトリアルケミストリーの手法を用いる触媒開発を目指し、固相担体上での配位子合成法の確立を行った。固相担体上で触媒を合成することで、目的の反応に対してテーラーメイド型の触媒開発を迅速に行えると期待される。配位子にはこれまでに不斉ヘンリー反応や不斉フリーデル・クラフツ反応において実績のあるイミダゾリンーアミノフェノール配位子を採用することにした。配位子はスルホニルクロリド末端を有するポリスチレンビーズを出発原料とすることで、3段階で合成することに成功した。得られた配位子を用いて種々の金属塩との錯体を調製し、新規触媒的不斉反応の探索を行った結果、酢酸ニッケルとの組み合わせがイミノエステルとニトロアルケンの触媒的不斉マイケル-マンニッヒ反応に有効であることを見出した。本反応では、光学活性ピロリジン化合物を高い収率および立体選択性で得ることができ、更に、得られるピロリジン化合物の立体は未だ合成例の無いexo'体であった。光学活性なピロリジン骨格は医薬品や農薬に多く見られる骨格であり、本研究で得られる新規な立体を有する光学活性ピロリジン化合物は、新たな生理活性が期待できる極めて重要な化合物である。そこで、光学活性ピロリジン化合物のライブラリー構築を目指し、固相上におけるイミノエステルとニトロアルケンのexo'選択的触媒的不斉合成を行った。固相上での合成法を確立することで、多様性ある化合物群の構築を迅速に行えると期待できる。種々の条件を検討した結果、固相上での合成法の確立に成功し、本研究により効果的なライブラリーの構築が可能となった。

在开发新的催化反应时，有必要有效地寻找催化剂。因此，我们已经建立了一种在固相支持上合成配体的方法，旨在使用组合化学方法开发催化剂。通过在固相支撑上合成催化剂，可以预计泰勒制造的催化剂可以快速开发为所需的反应。配体已被用作咪唑啉 - 氨基苯酚配体，这些配体在不对称的亨利和不对称的弗里德尔工艺反应中已被证明。通过使用具有硫氯氯末端的聚苯乙烯珠作为起始材料，将配体在三个阶段成功合成。使用获得的配体，制备了具有各种金属盐的复合物，并且由于寻找新型的催化不对称反应，发现与乙酸镍的组合有效，有效地有效地米诺氨基酯和氮气反应。在此反应中，可以以高产率和立体选择性获得光学活性吡咯烷化合物，而所获得的吡咯烷化合物的固定性是尚未合成的EXO'形式。光学活跃的吡咯烷骨架是一种骨骼，通常在药物和农药中发现，而在这项研究中获得的新型空间光学活性吡咯烷化合物是非常重要的化合物，可以预期具有新的生理活性。因此，我们旨在构建一个光学活性吡咯烷化合物的库，并在固相上对米诺植物和硝基烷烯的异位选择性催化不对称合成。通过在固相中建立合成方法，可以预期可以迅速建造各种化合物。在检查了各种条件之后，我们在固相上成功建立了一种合成方法，这项研究已实现了有效的图书馆构建。