微粒子・ナノ材料を応用した石灰化誘導能を有する自己修復材料の開発

利用细颗粒和纳米材料开发具有钙化诱导能力的自愈材料

基本信息

批准号：
22592273
负责人：
加我正行
金额：
$ 3万
依托单位：
Hokkaido University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2010
资助国家：
日本
起止时间：
2010-04-01 至 2013-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

機能性ガラスであるS-PRG緻粒子を添加したシーラント材と充填材料(グラアイオノマーセメントとレジン)から溶出するアルカリ性イオンの種類と溶出量を測定し、それらの酸緩衝能を調べた。硬化した試料を乳酸溶液に浸漬するとイオン溶出効果が発現した。歯質がう蝕になる環境は、う蝕原因菌の酸産生によりpHが5.5以下になるとハイドロキシアパタイトが分解される。ここでアルカリ性イオンを放出する材料により脱灰が抑制され、再石灰誘導が生じる。この作用は材料は本研究で使用したバイオグラス、MTA等にもみられた。これら材料の配合比率を検索しながら再石灰化誘導の実験を行った。象牙質切片と微粒子を添加した実験材料との間に10μmのスペースを作り両端を固定して、人工唾液と蒸留水中に37℃で長期間保存し、象牙質切片表面上の析出物、結晶成分のSEM観察とエックス線回折とレーザーラマン分光光度計による同定を行った。試料から溶出するアルカリ性イオンや抗菌性のイオン、燐酸アパタイトの構成成分のカルシウムが再石灰化誘導に関与してる様子がわかり、人口唾液に浸漬した場合に析出物が6ヶ月目でわずかに観察された。SEM観察によりフラットな円盤状象牙質表面に針状の結晶が観察された。EDXによる析出物の同定から主に燐酸カルシウムと判断できた。長期的な展望に立った研究が必要である。実験試料とヒト抜去歯の接着強度の測定を微小引張試験(マイクロテンサイル)方法で行った。S-PRGを含有したレジンは歯質との接着方法の工夫により安定した接着強度が得られた。

我们测量了从含有功能性玻璃 S-PRG 细粒的密封剂和填充材料（玻璃离聚物水泥和树脂）中溶出的碱性离子的类型和量，并研究了它们的酸缓冲能力。当将固化的样品浸入乳酸溶液中时，观察到离子洗脱效应。在发生龋齿的环境中，当pH值降至5.5以下时，由于引起龋齿的细菌产生酸，羟基磷灰石就会被分解。在此，释放碱性离子的材料抑制脱矿质，并发生再矿化。这种效应也出现在本研究中使用的材料中，例如生物玻璃和 MTA。我们进行了一项诱导再矿化的实验，同时寻找这些材料的混合比例。在牙本质切片和添加了微粒子的实验材料之间留出10μm的空间，将两端固定，将牙本质切片表面的沉淀物和晶体成分在37℃下长期保存。 °C在人工唾液和蒸馏水中使用SEM观察、X射线衍射和激光拉曼分光光度计进行鉴定。结果发现，从样品中溶出的碱性离子和抗菌离子以及磷酸磷灰石成分钙参与诱导再矿化，并且当将样品浸入人工唾液中后，观察到少量沉淀。 6个月。 SEM观察发现在平坦的盘状牙本质表面上存在针状晶体。通过EDX对沉淀物进行鉴定，确定其主要为磷酸钙。从长远的角度进行研究是必要的。使用微拉伸测试方法测量实验样品和拔出的人类牙齿之间的粘合强度。含有S-PRG的树脂通过设计与牙齿结构的粘合方法，实现了稳定的粘合强度。