積極的利益調整と財務諸表の重要な虚偽表示との区面原理及び判断規準に関する研究

激进利润调整与财务报表重大错报区分原则和标准研究

基本信息

批准号：
19653040
负责人：
内藤文雄
金额：
$ 2.05万
依托单位：
Konan University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
财政年份：
2007
资助国家：
日本
起止时间：
2007 至 2009
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究は、会計上の見積りに代表される経営者の会計判断の主観性の程度が大きいためにもたらされる利益調整(アーニングス・マネジメント)が、どの程度になれば財務諸表の重要な虚偽表示(利益操作・粉飾決算)と判断されるべきか、その区画原理および判断基準を明らかにする目的をもった研究である。本研究の基礎として財務諸表等会計情報の質的特性の分析が必要であり、それにもとづき一般に公正妥当と認められた会計基準の枠内での経営者の会計判断のフレキシビリティを利用した積極的な利益計算の調整が、財務諸表の虚偽表示、すなわち粉飾決算とどの水準において区別されるのかということを解明する目的を有している。最終年度の本年度は、昨年度までの研究成果に基づき、本研究の概念フレームワークおよび粉飾決算の実際データ・ケースから帰納した区画原理・判断規準をモデル化し、その理解可能性と実践可能性を検証することを主たる研究課題とした。そこで、昨年度に導出した区画原理・判断規準の構造モデル化を試み、当該モデルの理解可能性と実践可能性を検証するため、日本の上場会社3,794社を対象として、質問票調査を行い、利益調整と重要な虚偽表示の区画水準ならびに利益調整を行い易い財務諸表項目に関する財務諸表作成者サイドの意識を明らかにした。また、会計上の見積りに関する会計基準がIFRSsへのアドプションによってどのように変化し、その変化が利益調整にどのように影響を与えるかについても監査のあり方の側面からISAを分析するとともに、本研究課題に関連する国内研究のレビューにより、本研究成果の独自性を検討した。なお、本研究成果を海外にも発信すべく、本研究の基礎を構成する成果について英語への翻訳を行った。

本研究探讨了以会计估计为代表的管理层会计判断的高度主观性所导致的盈余调整（盈余管理）在多大程度上可能导致财务报表重大错报（本研究的目的是澄清这种划分）是否判定该事件为操纵利润或会计舞弊的原则和标准。作为本研究的基础，需要对财务报表等会计信息的定性特征进行分析，而在这种分析的基础上，我们需要对财务报表等会计信息的定性特征进行分析。澄清利润计算调整与财务报表错报（即门面装饰）的区别程度。最后一年，我们在前一年研究成果的基础上，根据实际数据和欺诈结算案例，对本研究的概念框架以及分区原则和判断标准进行了建模，并验证了其可理解性和实用性。主要研究课题是因此，我们尝试根据去年得出的分区原则和判断标准创建一个结构模型，并为了验证该模型的可理解性和实用性，我们对3,794家日本上市公司进行了问卷调查，明确了其水平。调整和重大错报的情况，以及财务报表编制者对可能进行利润调整的财务报表项目的认识。另外，我们将从审计的角度分析ISA，以及随着IFRS的采用，与会计估计相关的会计准则将如何变化，以及这些变化将如何影响利润调整。通过回顾国内相关研究，检验了本研究结果的独特性。研究课题。为了在海外传播这项研究成果，我们将构成这项研究基础的结果翻译成英文。

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

財務報告の機能

财务报告职能

DOI：
发表时间：
2009
期刊：
甲南経営研究(甲南大学経営学会) 50-4
影响因子：
0
作者：
Seung-Hwan KU;Ryoichi KUBO;具承桓・久保亮一;内藤文雄
通讯作者：
内藤文雄

国際監査基準の完全解説

国际审计标准完整解释

DOI：
发表时间：
2010
期刊：
影响因子：
0
作者：
Sasaki;I;A.Shiiba;K.Takahashi;佐々木郁子・椎葉淳・高橋邦丸;佐々木郁子・椎葉淳・高橋邦丸;佐々木郁子・青木章通;藤沼亜起・八田進二・柴健次・青木雅明;宮本京子;宮本京子;宮本京子;宮本京子;宮本京子;盛田良久・百合野正博・朴大栄;盛田良久・百合野正博・朴大栄編著;上妻義直;川本和則;川本　和則;宮本京子(上妻義直編著);川本和則;川本和則;内藤文雄・松本祥尚・林隆敏
通讯作者：
内藤文雄・松本祥尚・林隆敏

利益情報の質的変化に対応した監査保証の研究課題

应对利润信息质变的审计鉴证问题研究