寡占市場における競争と市場成果の関係についての研究

寡头垄断市场竞争与市场绩效关系研究

基本信息

批准号：
18J01137
负责人：
吉田翔平
金额：
$ 1.58万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2018
资助国家：
日本
起止时间：
2018-04-25 至 2021-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18J01137/
关键词：
企業参入産業組織論競争政策競争戦略

项目摘要

研究成果は以下の２つの論文にまとめた。通常,競争は市場価格を下落させ、企業利潤を減らす。一方、消費者厚生を改善し、結果として、社会厚生を増加させる。これが競争政策で競争を促進する基本的な理由であり、この点は標準的な経済理論で示されている。しかし、現実では、競争が激化している場合でも、企業が利潤を増加させた例が観察されている。Changhongの成功はその一例である。１本目の論文ではこの事実を、当時の産業特性と整合的なモデルにおいて説明する。90年代半ば、中国テレビ市場はChanghongを含む、少数の国内企業と日本企業で構成されていて、競争は激しくなかった。しかし、中国市場の需要拡大もあり、徐々に競争圧力が高まり、外国企業を中心に参入が増えた。その結果、産業は国内企業(Changhongなど)、10大外国企業、大規模な輸入品や密輸品で構成されるようになった。しかし、この競争激化は予期せぬ結果をもたらした。Changhongは国内シェアを大幅に伸ばし、シェアトップの企業となった。重要だった要素は、Changhongが国内企業で最も効率的であったこと、Changhongは意思決定スピードの違いを利用してStackelbergリーダーとして行動していたことがある。本論文の貢献は、単純かつ現実に即した設定で、直観に反する現実の事例を説明したことである。２本目の論文の概要は以下の通りである。先行研究により、企業が参入費用を支払い、自由参入する市場において、参入が過剰になるという、所謂、過剰参入定理が比較的一般的な条件で成立することが知られている。本研究の貢献は、製品差別化という需要面の特徴に着目した一般的なモデルを分析し、参入が厚生を悪化させるメカニズムを、先行研究において重要な要素であった費用という供給側の要因とは異なる観点から明らかにし、競争政策への新たな示唆を与えたことである。

研究结果总结在以下两篇论文中。竞争通常会降低市场价格并减少企业利润。另一方面，它改善了消费者福利，从而增加了社会福利。这是竞争政策促进竞争的根本原因，这一点在标准经济理论中得到了证明。然而，现实中也有企业在竞争激烈的情况下仍实现盈利的案例。长虹的成功就是一个例子。第一篇论文用符合当时产业特征的模型解释了这一事实。 20世纪90年代中期，中国电视市场由长虹等少数本土企业和日本企业占据，竞争并不激烈。但随着中国市场需求的扩大，竞争压力逐渐加大，更多外资企业进入市场。结果，该行业现在由国内公司（如长虹）、最大的10家外国公司以及大规模的进口和走私商品组成。然而，这种加剧的竞争产生了意想不到的后果。长虹国内市场占有率大幅提升，成为市场占有率第一的公司。重要因素是长虹是国内效率最高的公司，长虹利用决策速度的差异充当了Stackelberg领导者。本文的贡献是在简单而现实的环境中解释一个违反直觉的现实生活案例。第二篇论文的概要如下。此前的研究表明，所谓的过度进入定理在相对一般的条件下成立，即在企业支付进入成本并自由进入的市场中，就会出现过度进入。本研究的贡献在于分析了一个关注产品差异化的需求方特征的通用模型，并通过考虑成本的供给方因素来解释进入使福利恶化的机制，成本是先前研究的一个重要因素。研究从不同角度阐明了竞争政策，并为竞争政策提供了新的建议。